石田秀輝(いしだひでき) ネイチャーテクノロジー
先日の、「世界を変える100人の日本人」に東北大学大学院 石田秀輝教授の自然に学ぶネイチャーテクノロジーが紹介されていました。
石田先生の研究室に行くと沢山の昆虫が飼われている。 その昆虫の中のカタツムリの殻は何故汚れないかを研究した成果が、既に商品化されていたものあるとのこと。
研究室に伺った番組スタッフ、石田先生が、「このタイルに文字を書いてください」と。 スタッフ怪訝感じで文字をタイルに書き込み。 そのタイルの書いた文字に水を吹きかけると、なんと驚き!?油性で書いた字が段々溶け出して消えてくる。 どうしてかというと、カタツムリの殻には水・雨が降ってくると綺麗に汚れが流れてしまう特長があるそうです。
石田先生は、カタツムリの殻を研究すること2年。
電子顕微鏡でナノメートルで見てみると凄いことを発見。 カタツムリの殻には“シリカ”という物をまとっていることが分かった。 “シリカ”とは、乾燥剤の“シリカゲル”がよく知られていますが、このシリカの特長は、水を含んで付いた脂を浮き上がらせるという性質があるそうです。 その、シリカでコーティングする画期的な物を開発。 この技術が様々な分野で応用されている。
その一つはトイレ。 以前のトイレは、1回の流す水の量は13リットル。 多くの水を流していたのですが、コーティングすることで、5リットルで良いようになったそうです。 1回の洗浄で67%の節水が可能になった。
これは、Σ(o゚д゚oノ)ノ凄ッ!ことですね!!!!!
このように自然界には驚くべきテクノロジーが無数にあるそうです。
石田先生の元には、600ほどのネイチャーテクノロジーになる可能性がある種を持っている。
「それでは、足りたりなくて1000も2000も必要」と石田先生は語っていました。
今注目しているのは、「トンボ」
日本航空学の権威の日本文理大学 小幡章教授と共同で研究しているのが、「トンボ」
トンボの羽には物凄いメカニックを持っていて近い将来地球環境に大きな貢献をするかもしれないそうです。 だが、トンボにはどんな秘密があるんでしょうか? それは、トンボの羽にはデコボコが有って、この形そのものが凄くて従来の航空工学では考えられない仕組みになっている。 トンボは、飛行能力が凄くて飛行速度は昆虫界で最速、急加速、急旋回、空中静止と人類の航空技術をも凌駕するそうです。 そして、このトンボから驚異のネイチャーテックを石田先生は見出しました。
飛行機の翼の原理は、翼の上はゆっくり空気が流れ、下は、早く流れるから浮くといわれています。 つまり翼の上下の気流の流れの速度が違うのですが、トンボの模型で気流の流れを見てみると、羽の上の部分のデコボコに渦が出来ていてそれが翼を安定させている。 トンボは、生まれながらにして航空工学の先端機能を持ち合わせていそうでう。 それは、渦が車輪のように回転して邪魔な空気を受け流すようになっていることを発見。
石田先生は、「信じられいような巧妙な仕掛けになっている訳です」
それを、応用したそよ風でも回る風力発電機を作りたいと石田先生。
今までの、風力発電には1基2億円もの沢山の費用が掛かる。
トンボの羽を応用した風車で実験をするとトンボの羽を応用した羽は、風速1メートルで回り始めました。しかも風速30メートルでも壊れません。 従来の羽は風速30メートルだと羽が根元から千切れてしまいました。
「1万円で風力発電が出来れば、地球の地下資源を使わなくても可能で、今まで勉強した事を総動員して大きな舵を切ってネイチャーテクノロジーと共に世界に発信する。 おそらく日本が変わらなければ世界が変わらない。 ネイチャーテックは、CO2削減に大きく貢献する」と石田先生が語りました。
ネイチャーテクノロジーを使えば、鳩山首相が25%のCO2の削減を明言しましたが、石田先生の研究が進めばCO2 25%削減も可能のように気がしてきます。 官僚の天下り先の何とか法人とかに国の予算を割くのではなく。 こういう研究に補助金・助成金を沢山だして応用した商品が世の中に使われて早くCO2削減が実現出来ることを祈ります。
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