独立行政法人の情報処理推進機構 (IPA) はアメリカ・グーグルの基本ソフト(OS) 「アンドロイド」 向けのアプリ(応用ソフト)のセキュリティーを高めるツールを無償で公開する。 アプリのセキュリティー上の欠陥を指摘し、安全なアプリ開発手法を学べる。 アプリの脆弱性は現状では大きな問題として注目されておらず、開発者の間でも認知度が低い。 早期に状況を改善し、情報漏えいなどの被害を未然に防ぐ。




 検査・学習ツールの 「アンコール」 を公開。 無償で検査と学習の両方の機能を備えるのが特徴。 アプリの設計図に当たるソースコードを解析し、脆弱性を含む部分を指摘する。 アプリ内部からの情報漏えいや端末内部のデータの抜き取り、通信内容改ざんと言った被害につながる7つの脆弱性をあぶりだす。 




 ただし修正方法自体は指摘しない。 サンプルアプリとそれを攻撃するアプリを使って、脆弱性の無いソースコードの開発は身につけさせる目的で、開発者は身につけた知識でアプリを修正して再検査する。




 IPAはこの流れを繰り返すことを習慣づけて、セキュリティー上の不具合のないアプリ開発手法を普及させたい考え。 




 アンドロイドなど搭載したスマートフォンから情報流失は現状では、最初から不正を働く目的で作ったアプリを、「バッテリーの持ちがよくなる」 など別の機能を装って利用者に導入させる手法が一般的。 通常のアプリの脆弱性はこれまで大きな問題になっていない。




 「アプリの脆弱性を悪用して情報を盗むより、利用者をだますアプリを作って直接スマートフォンから情報を盗む方が簡単」 (IPA) だからだ。




 ただソフト開発のソニーデジタルネットワークアプリケーションズの調べでは、人気のアンドロイドアプリ6170個の96%に脆弱性が含まれていたという。 IPAは 「いずれアプリの脆弱性が狙われる」 と見ている。




 セキュリティー対策ソフトが普及したり、配信ソフトの対策が進んだりすることで、不正アプリが流通すにくくなると見ているためだ。 「現状のパソコンでは脆弱性を狙った攻撃が大半。 スマートフォンもその道をたどる」 (IPA)と見ている。




 これまで攻撃者の後手に回ってきた情報セキュリティー対策。 だがIPAのツールが普及すれば、次のITインフラと言えるスマートフォンでは様相が変わるかもしれない。(日経流津新聞)







  

    


ツイートこの記事をつぶやく




 中国パソコン大手、レノボ・グループがスマートフォン関連の買収を加速している。 アメリカ・グーグル参加のモトローラ・モビリティーを買収するのに続き、NECからすマートフォン観覧技術の特許を取得すると決めた。 アメリカIBMからパソコン事業を買収し、短期間で世界最大手にのし上がった 「時間を買う」 戦略の再来だ。 ただスピード重視の拡大策にはリスクもつきまとう。




 これほどNECからスマートフォン関連特許を買収することで合意した。 高速通信サービス 「LTE」 と第3世代サービス 「3G」 向けの通信技術が主な対象で、特許数は合計3800件。 NECとは昨年夏、それまで進めていた携帯事業の統合交渉が破断した経緯がある。 ただ水面下で関連技術の買収交渉を進めていたようだ。 レノボはNECの技術を取り込んで対応機種を開発加速につながる狙いだ。




 レノボは今年1月末には、グーグル参加のことローラ・モビリティーを29億1000万ドル(約3000億円)で買収すると発表。 カナダの通信機器大手、ブラックベリーの買収にも意欲を示している。 特許関連では今年3月、アメリカ・アンワイヤード・プラネットから1億ドルの買収を発表したばかり。 NECの特許取得はこれからに続く案件となる。




 狙いは 「PC+(パソコンプラス)」 と呼ぶ高く戦略だ。 2013年にはパソコンの世界販売シェア首位に立ったレノボだが、パソコン市場は縮小傾向が続く。 売上高の約8割はパソコン事業に依存し、このままでは縮小均衡に陥りかねない。 その打開策が 「パソコン以外にも事業分野を広げ、収益源を多角化して安定成長につなげる」 という 『PC+』 戦略だ。




 期待するのがスマートフォン事業。 M&Aでは開発に要する期間を買う。 そして巨大な需要が見込める中国向けに機能を改良して事業を拡大。 スマートフォンでもこうした基本戦略を徹底する。




 レノボは2005年、IBMのパソコン事業を全面買収。 2011年にはNECとパソコン事業を統合し、2005年に世界4位だったシェアを首位に急浮上させた。 楊元慶・最高経営責任者は 「スマートフォンでもパソコン同様の成功が期待できる」 と強調する。




 もっとも拡大一辺倒の戦略には疑問の声が挙がっている。 例えばモトローラ。 2011年にグーグルが買収を決めた際に1万7000件あったとされる特許のうち、レノボにわたるのは1割程度。 株式市場では厳しい見方が多く、レノボの株価は低迷が続いている。 NECなどからの特許買収は、こうした弱点を補う狙いもうかがえる。(日経流津新聞)







   

    

ツイートこの記事をつぶやく

 

 

 

14年ぶりにトップ交代から2ヶ月。 アメリカ・マイクロソフト(MS)が目指す方向性が徐々に見えてきた。 スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)の市場で、アメリカ・グーグルやアメリカ・アップルを追う立場にあるサティア・ナデラ経営最高責任者(CEO)がまず示したのは、2つの 『現実解』 だった。

 

 

「地に足をつけること」 「自分が置かれている状況について、バカがつくくらい正直であるこ」。 2月下旬、アメリカ紙ニューヨークタイムズのインタビューで前任のスティーブ・パルマー氏から学んだことな何かと問われ、ナデラ氏はこう答えた。

 

 

 

アップルの 「iPad」 で業務ソフト 「オフィス」 を利用できるようにする。 スマホと小型タブレットのメーカーに基本ソフト(OS)を無償で提供する。 過去10日間に相次ぎ打ち出した新戦略は、いずれもこの教えを忠実に守ったと考えるとわかりやすい。

 

 

 

スマホとタブレットの市場におけるウィンドウズのシェアはどちらも3%台(2013年、アメリカIDC調べ)。 市場をほぼ独占したパソコン(PC)時代の 「王者」 の風格はない。

 

 

 

一方、オフィスは世界で今でも10億人以上が利用するドル箱ソフトだ。 切り売りのビジネスモデルから、利用料を毎月微収するクラウド型サービスへの移行を進めているが成長の制約要因となっていた。

 

 

 

モルガン・スタンレーの試算では、iPadでもオフィスが使えるようになることによるMSの増収効果は年間13億ドル(約1300億円)。 収益機会の大きさを考えれば、グーグルのOS 「アンドロイド」 搭載端末を含め、「あらゆる端末でオフィスを利用できるようにする」 のは極めて現実的な判断と言える。

 

 

 

ウィンドウズの一部無償かも 「象微的だが、失うものはほとんどない」 決断だった。 対象を画面サイズが9インチ以下の端末に限定することで、今も収益の大きな柱であるPC向けのウィンドウズ事業を守りつつ、グーグルが無償のアンドロイドで築いた牙城に切り込める。

 

 

 

しかし、一部の端末メーカーにとっては、無償化されるウィンドウズはアンドロイドよりも〝安く″なる。 アンドロイドにはMSの特許が使われておアンドロイド端末メーカーの中には、MSの特許料を払っているところがあるからだ。

 

 

 

「守る側ではなく、挑戦者の発想でイノベーションを起こす」。 4月2日から3日間、サンフランシスコで開いた開発者会議で、ナデラ氏は集まった5000人のソフト開発者にこう約束した。

 

 

 

会議ではMSのクラウドを使ってアンドロイドやアップルの 「iOS」 向けのアプリを作りやすくする新ツールを発表するなど、ウィンドウズ以外のOS向けのソフト開発を積極的に支援する姿勢を強調。 参加者からは 「MSの開発会議でアップルの 『iphone』 がデモに使われるなんて以前は考えられなかった」 といった声が聞かれた。

 

 

 

変化を感じたのは開発者だけではなかったようだ。 会議に参加したMS社員の一人は 「今の会社は 『ワクワク感』 がある」 と話す。 ナデラ氏がトップに就任した4月2日から株価は1割近く上昇。 投資家も同じ期待を抱いていることを示している。

 

 

 

もとろん、約束と実行は別問題。 「ハネムーン」 が終われば、視線も自ずから厳しくなっていく。 月内のも買収手続きを完了するノキアの携帯端末事業の立て直しなど、課題は山積している。

 

 

 

新戦略で示した 「情」 より 「理」 を優先するリーダーシップをどこまで貫けるか。 これまでのところ、目立った動きが報じられていないビル・ゲイル、パルマー両氏の動向が気になるところだ。(日経産業新聞)

 

 

 

ツイートこの記事をつぶやく
       4月9日、アメリカ・マイクロソフトの基本ソフト(OS) 「ウィンドウズXP」 と 「オフィス2003」 に最後のセキュリティー修正プログラム(パッチ)が公開される。 同社はどれほど大きなセキュリティ上の欠陥(脆弱性)が見つかっても対応しない。 まだ法人が使うパソコンの6台に1台はXP。 利用を続ける企業や自治体は10日以後、この1台を踏み台にしたシステム全体への攻撃の可能性と隣り合わせになる。        「XP搭載のパソコンの攻撃被害は確実に増える」。 セキュリティー大手のトレンドマイクロとシマンテックの日本法人の専門家は同意見だ。 最大の理由は、パッチの存在しない脆弱性を狙う 「ゼロデイ攻撃」 がXPに関しては今後永遠に続くためだ。        攻撃者は脆弱性を悪用するプログラムを作り、インターネットを介してパソコンの管理者権限を乗っ取る。 そうすると、あたかもパソコンの前に座るように全て操作できる。 侵入したパソコンを起点に他のウイルスを呼び込んで組織のネットワークに感染を広げ、機密情報の持ち出しや利用者の監視、システムの破壊などを画策する。        システム上のパソコン1台に脆弱性が有れば、システム全体が危険にさらされることになる。        XPは2001年に発売。 約13年間世界中で使われ改善もつき重ねられてきたが、まだ脆弱性が残っている。 そもそもXPは最新のウィンドウズ 「8」 シリーズのセキュリティー保護機能の25%程度しか備えていない。 「XPのセキュリティー保護昨日は攻撃者により次々とバイパス(回避)されている」 のが実情だ。        シマンテック日本法人の林薫セキュリティレスポンスシニアマネージャーは 「XPの騒ぎにまぎれているがOS以上に深刻なのはアプリ(対応ソフト)の脆弱性だ」 と警鐘を鳴らす。 例えばプログラム開発言語 「Java(ジャバ)」 や閲覧ソフト(ブラウザー) 「クローム」 などはXPサポート切れを表明している。        利用者が少なくなった古いソフトだからと言って、攻撃者の眼中にないと考えるのは早計だ。 今年に入ってジャストシステムの表計算システム 「三四郎」 の脆弱性を悪用して、企業から機密情報を盗み出す 「標的型攻撃」 攻撃が観測された。 狙われた三四郎は発売から4年が経過しているがまだ脆弱性が残っていた。 攻撃者は標的を綿密に調べ、攻めどころとしてわざわざ三四郎を選んだ。        セキュリティー各社は17~18年頃までにXP向けのウイルス対策ソフトを更新する見通しだ。 だがウイルスが見つかってからワクチンを作るので、問題は防ぎきれない。         中小企業や自治体などでは経済的な問題からXPを使い続けることが多い。 「安全」 に使うためにネットからの遮断に加え、USBメモリーを使わず、プリンターも共有しないなどの対策を取ることもあるが、そうしたパソコンが業務上役に立つか疑問が残る。        ソフトのサポート切れはXPだけでなく他のOSや業務ソフト、ミドルウエア(基盤ソフト)に共通する問題だ。 セキュリティリスクを経営問題として捉え、対策する必要がある。(日経流通新聞)                        ツイートこの記事をつぶやく
                朝井氏      今回で5回目の 「仕事って何」 今回は、作家の朝井リョウ氏をご紹介します。       小説家の朝井リョウ氏は、就職活動とソーシャルメディアを題材にした 「何者」 で23歳のときの直木賞を受賞した。 早稲田大学在学中にデビューしていたが、会社員との兼業の道を選んだ。 小説の題材には児童養護施設を取り上げるなど硬派の一面を持ちつつ、20代ならではのみずみずしい感性にも定評がある。 会社員として普通の生活を貫きながら、2つの視点を創作に生かす。        --「何者」では、ツイッターを駆使する就活生が現実世界では表向きは仲良くしながら、ネット上では神経戦を繰り広げます。      「就活をテーマに、人間同士のコミュニケーションが変容する様を描きたい。 僕自身は無料通信アプリ 「LINE」 を2日間試してみて、これははまるなと直感した。 逆に、これ以上やったら作家を廃業しなければならなくなると思って完全にやめたが」      「人に嫌われたくないという意識が常に自分の中にある。 小学校のときからネットがあり、高校ではクラス別掲示板があった。 ミスがあったら直ぐにたたかれて、住所、名前や家族構成が暴かれて追い込まれる--というのをずっと見てきた。 だから、ものごとを先回りして予測し、防御する力に物凄くたけている。 僕らネット世代はみんなそういう面があるのではないか」        --プロの作家になるという夢をかなえながら、会社員生活も営んでいます。 二足のわらじを選んだのは何故ですか。      「一般企業に勤め、4月に社会人3年目を迎えた。 普通に周りの友達と一緒に就職活動を始め、流れに乗ったというのが実態に近い。 周りの学生も 『大学を卒業したら就職する』 と、わざわざ決意して就職活動をしたわけではない」       「就活ってゴールも見えないし、何が原因で落ちるかがわからない。 就活生は面接官を神のように捉えがちだ。 でも、本当にそうだろうか。 笑い話として効いて欲しいが、面接の前にトイレに行って面接官が自分と同じように排泄する姿を確認するようにしていた。 面接官は本番に100点の状態で出てくるが、上司の盗んでサボることもあるし、同じ動物なんだと思って力を抜いた方がいい。 会社の人間関係も同じでは」        --働き事は、学生時代と同違いますか。      「学生時代から地続きだと思う。 もっとも、社会人として丸2年に過ぎないので、えらそうな口はきけないが。 就学生のときは 『特殊な能力がない仕事ってできないのでは』 と思っていたが、全然そんなことはない。 新しいスポーツを覚えるような感覚で、仕事もちょっとずつ覚えていくのだと感じている」        --とはいえ、給与という対価を得ながら仕事をすることの重みはありますよね。      「実は僕も結構、兼業生活に疲弊してたことがある。 『会社を辞めれば身体は楽になるが、楽になるのは身体だけかもしれない。 どの選択がいいのか分からない』 などと考えていたとき、ある上司がこう言葉をかけてくれた。 『いいか悪いかというのはこの世になくて、居心地がいいか悪いかで決めればいい。 居心地が悪くなったらやめればいい』。 これを聞いてとてもら気になった」      「新入社員で 『あまりにも仕事がつらいが、3年勤めないと職歴にならない』 などと、袋小路には待っている人もいるかもしれない。 いいか悪いかの尺度ではなく、居心地がいいか悪いかに着眼点を移すのも手だと思う」        --新刊の 「スペード3」 では、浅井さんとして始めて社会人を主人公に取り上げました。 女優とその追っかけの女性たちが登場します。      「社会人になって 『大人なのに小学校の学級委員のようなことをしている人がいるな』 『おかしいな、何でだろう』 と気づいたのが執筆のきっかけだ。 昨今、今年と文学賞を立て続けに頂いて、やっと自分が身をおいていない世界の話を書いてもいいんだ、と思えるようになった。 次回はアイドル小説を書く予定だ。 我欲を表に出している人、それがアイドル。 そんな人が好きで興味がある」        小説家 朝井リョウ氏のこだわり    『週末はファミレスでひたすら執筆』     朝井氏は 「会社員としても、作家としても、それぞれ100%の力を注いでいる」 と話す。 文学賞を取ったことで 「先生」 と呼ばれることを忌み嫌い、あえて普通の生活を貫く。 作家として(書くとか下調べ)毎日何かはするといい、週末はファミレスひたすら執筆する。 「1日何もしないと、その日からないもしない非が続きそうな気がして」。 自分を律する素顔が垣間見える。                            ツイートこの記事をつぶやく
               村上氏        日経流通新聞 「仕事って何」 のコーナーにリブセンス社長 村上太一氏のインタビュー記事が掲載されていたからご紹介します。        アルバイト情報などインターネットサイト運営会社、リブセンスの村上太一社長は大学1年生で起業、史上最年少の25歳で株式上場を果たした。 記録に注目が集まりそうだが、にこやかな笑顔の裏に努力を重ねてきた。 同世代に対し、会社に頼ることこそリスクと訴える。        --早大1年生だった2006年、リブセンスを設立しました。 自身のアルバイト探しの過程で、不便さを感じたのがきっかけでしたね。       「祖父が経営者だったこともあり、早くから起業を目指していた。 ネット上にアルバイトの募集広告を無料で掲載し、成功報酬を貰うという事業モデルを考案した。 募集広告は飲食店など店頭に張られ、ネット上では少ない。 場所など検索機能を付けて、求職者と企業が効率よくマッチングできるようにした」       「早大のベンチャーコンテストで優勝したが、2006年の起業後は大変だった。 テレビで過労死のニュースを見て、社会は過酷だと覚悟していたが、実際は想像よりはるかに厳しいことが多かった。 先ず、サイトを立ち上げても利用者が全く増えない。 当時を思い出すと甘かったのだが、良いサイトを作れば自然に人は集まると思っていた。 私は料理が好きだが、自分の作ったのもはうまく思えてしまうのと同じだ」        --どうやって突破口を開きましたか。      「何故利用者が増えないのか、仮説と検証をひたすら繰り返した。 不安を解消するには行動するしかない。 デザインが駄目なら、お金をはたいて外部に委託するなど試行錯誤を重ねた。 経営は、頑張れば成果が出る受験勉強と違い、一本道とは行かない。 設立当初は不眠不休で、創立メンバーも極限状態になった。 当社のロゴはしずくの形で、『雨だれ石をうがつ』 を示している。 日々の積み重ねが勝つという意味を込めた」        --安定を求めて大手企業を目指す若い人が増えています。 同じ世代としてどう思いますか。      「日本人は空気を読むというか、良くも悪くも右に倣えとの傾向がある。 周りが大手なら自分もそうしようと。 私は究極の安定志向で、会社に頼るほうが不安だ。 40年くらい働くとして、その間に企業がどうなるかわからない。 自分自身にスキルをつけていくことのほうが、安定につながるのではないか」        --どんなスキルが必要でしょうか。      「語学力など資格と思われがちだが、確実に仕事をこなしていくスキルが何より重要だ。 入社して1ヶ月、1年でどんな環境にいるかは今後の人生を左右する。 意識の高い人たちの間に身をおくのは大切だ。 ネットの世界でいうと、ベンチャー支援のネットエイジから支援を仰いだミクシィ創業者の笠原健治社長やグリーの田中良和社長らがいる。 彼らは株式上場だってできるんじゃないかと自然に思える環境にいたことが大きいのではないか」       「社会人なって学んだのは、不合理なことがあったら徹底的に考えることだ。 自分の考えが全く正しいと思っていると成長しにくいし、振り返って考えると間違っていることも多い。 それでも納得いかなければ意見をすればよい。 社会人は良いことも悪いことも記録が残り続ける」        --新社会人とは年齢も感覚も近いですが、今の若い世代が仕事で重視するのは何でしょうか。      「上の世代と比べると、がつがつ突破すると言う意欲は弱く、いわゆる草食系が多いような気がする。 大もうけして贅沢をするのも感心が薄い。 私自身も会社の近くの1LDKに住んでいる」      「競争より調和を重んじる世代でもある。 私は両方を持ち合わせるが、自分が社会にどんな影響を与えるかを重視している。 当社のビジョンは 『当たり前を発明しよう』 だ。 誰もが使い、なくなっては困るようなサービスを提供したい。 多くの人に喜んでもらい、その結果、我々も幸せになっていくと言うのが仕事のモチベーションだ。 仕事を通じて社名のリブセンス(生きる意味)を問い続けて生きたい」        リブセンス社長 村上太一氏のこだわり      『信頼を失う 同じてつは踏まない』     村上社長は 「信頼を失うと自分のやりたいこともできなくなる」 と説く。 きっかけは地震の失敗にある。 起業してまもなく、村上社長がアルバイトをしていた企業に求人情報の掲載を依頼した。 しかし、担当者との打ち合わせ当日に、村上社長は寝坊した。 その後は 「担当者とは連絡が取れなくなってしまった」。 この失敗を教訓に今では目覚まし時計を枕元に5つも置いている。                         ツイートこの記事をつぶやく
              孫氏        アメリカ携帯電話大手スプリントの買収など、世界規模で事業展開を推し進めるソフトバンクの孫正義社長。 「世界一の企業になる」 という目標を掲げ、創業30年余りでグループ企業は1300社を数え、更に成長し続けている。 飽くなき事業欲はどこから来るのか。 若い世代に何を望むか。        --ソフトバンクは猛スピードで事業を広げています。 そこで急ぐ理由がなんでしょう。      「企業の価値は挑戦と進化で決まる。 受け継いだものを守るだけでは会社は大きく強くなれない。 世の中の進化においていかれて地盤沈下していくだけだ」      「例えば、30年間生きる企業がどれだけあるだろうか。 ありとあらゆる会社の0.02%しかないといわれている。 今から30年後、新社会人の多くは今の僕よりちょっと若いくらいだが、家庭を持ち、大黒柱として支えていくだろう。 ただし、99%以上の会社はなくなっている。 アメリカ・アップルですら、倒産するのではないかと言われた時期もあった。 30年後どうするか、先を読む選球眼が大事だ」        --挑戦や進化を続けるには、どうすればよいのでしょうか。      「僕が考えた、働く上での極意が幾つかある。 1つは 『能がちぎれるほど考えよ』。 アメリカに留学した19歳の頃、1日5分で1つ発明するノルマを自ら課した。 1年間で250件ほど特許に出願できるようなアイデアを生み出した。 そのうちの1つが音声付多言語翻訳機で、試作機まで作り、1億7000万円を稼いだ」      「早速今晩にも、ストップウオッチできっちり5分間測って、世界初のモノを考えてみてほしい。 新しい水道の蛇口とか、今までにない自動車のワイパーとか何でもいい。 脳がちぎれるほど考えて、それがモノにならなかったとしても、そのアイデアは人生のどこかで役立つはずだ」      「ソフトバンクを創業する時も、どんな事業をすべきか40くらいアイデアを作った。 おそらくどれを選んでも、少なくとも日本一、更に世界一を狙えたと思う。 それくらい最初は考え抜いた」         --イギリス・ボーダフォン日本法人やアメリカスプリントなど、兆円単位の買収を仕掛けてきました。 どんな勝算があったのですか。      「 『資金があるから事業をやる』 ではなく、『何をしたいか』 で事業を決めることが大事。 ソフトバンクはモバイルインターネットの分野で成長を目指すと決め、情報革命で人々を幸せにするという理念を掲げた。 ボーダフォン日本法人の買収は2兆円近くを投じる大博打だったが、携帯電話事業への参入はソフトバンクにとって欠かせない選択だった」      「後押ししてくれたのが私の同士である、ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さん。 『本気でモバイルネットに攻め込むなら、ボーダフォン日本法人を買うリスクより、買わないリスクが大きい』 という柳井さんの一言で決断した」      「やみくもに突き進むのではなく、戦う為に武器も必要だ。 ボーダフォン日本法人の買収は、多くに人に 『うまくいくはずがない』 と言われたが、私は 『日本で一番になる』 と言い続けてきた。 アップルのスマートフォン 『iphone』 が世に出る前から、創業者の故スティーブ・ジョブスと日本と日本での独占販売権について約束を交わし、収益源になると見通していたからだ」        --事業を手がける上で判断に迷うことは。      「義と利のどっちを選ぶか。 東日本大震災のときに考えさせられた。 我々の電波が後10メートル、20メートルでも届いていたら、1人でも多くの命を救えたかもしれない。 その反省から3兆円のお金をかけて一気に通信網を整備した。 お金が掛かるとかは問題ではなく、義を取る必要もある」       「志を共にするものを集めることも大事だ。 アイデアを考えるくらいなら1人でできるが、革命的なことをするには仲間を集めなければならない。 良いときも悪いときも、本当に志を共有で切る仲間こそ頼りになる」        ソフトバンク社長 孫正義氏のこだわり    『時代は追わず 仕掛けて待つ』    孫社長は常に心に念じているのが 「時代は追ってはならない。 読んで仕掛けて待たなければならない」 という言葉だという。 既にモノものをちょっと変えて売る、という程度のモノはどの道続けない。 「新しい時代を作るんだ、世界中の人に興味を与えるんだ」 というくらいの情熱が必要と説く。 先を読む冷静な目と暑い情熱が混在しているところが、孫流経営らしさかもしれない。 (日経流通新聞)                      ツイートこの記事をつぶやく
               奥本氏           日経流通新聞 「仕事って何」 のコーナーに WiL パートナー 奥本直子氏の記事が出ていましたからご紹介します。        4月から新年度。 多くの若者が新社会人として大一歩を踏み出す。 日本企業を取り巻く競争関係が厳しさを増す中、仕事とどう向き合うべきか、何のために働くのか。 壁を乗り越え、実績を積み重ねてきた経営者や識者に語ってもらう。 1回目はアメリカ・ヤフーで創業者ジェリー・ヤンチャー投資・育成会社のWiLでパートナーを務める奥本直子氏。        --ヤフーを退任する再には現地のメディアが報じたほど、シリコンバレーでは知る人ぞ知る存在でした。 渡米のきっかけは留学だったとか。      「小さい頃から世界で活躍する仕事にあこがれていたが、最初の職場は京都の高島屋。 輸入品の売り場尚担当だった。 マッキンゼーに転職して調査などを担当していたところ、知人が奨学金を得て海外に留学した。 それで、私もいけるかな、と」      「英文科卒で学生時代もホームステイに言ったりしたが、実際に留学してみると言葉の壁が予想以上に高かった。 講義が全く分からないし、ノートも取れない。 言葉はツール(道具)なんだと痛感した」      「日本人は見掛けを気にするが、途上国から来た留学生は気にせずに発言する。 国を背負ったエリートであることも多い彼らの発言には中身がある。 実は留学したかった理由の1つは、湾岸戦争のときに日本が多国籍軍に多額の財政的な支援をしながら、感謝されなかったことに疑問を持ったから。 発音が綺麗でなくても言い、自らの立場をはっきりと主張することの大切さを学んだ」        --アメリカ・ヤフーと日本のヤフーを橋渡しするようになったきっかけは。      「ボストン大学で修士号を取得し、日本と世界の橋渡し役になるという目標が定まった。 アメリカに残り、喫茶店チェーンや美術館などでマーケティング担当として働いた後、アメリカでネット企業に就職。 日本法人やパートナー企業との調整役を担った。 その後、ヤフーがアジア地域のマーケティング担当を募集していることを知り、応募した」       もともとヤフーのジェリー・ヤン夫人のアキコ氏と知り合いだった。 入社当時は5年ほど疎遠になっており、てっきり引退しているものだと思ってヤン氏にメールを送ったら、『お昼と食べよう』と。 その席で 『日本のヤフーとの関係が上手くいっていない。 ナオコ、日本語できるわよね。 2ヶ月で改善提案してくれないか』 と言われた」        --入社わずかな期間で任された難題にきっちり成果を出し、上部の評価を得て行きました。      「当時、日本側では100人くらい話を聞いただろうか。 『ライセンス料を払っているのに、アメリカ本社の技術サポートは不十分だ』 という不満はよく理解できた。 日米の折半負担で、お互い利益となる戦略を考えるチームを作りましょうと提案し、改善に取り組んだ」      「その後、日本のヤフーは大きく成長し、アメリカ・ヤフーのライセンス料収入も大きく増えた。 ヤフーでの直属の上司は国際マーケティング担当、国際担当役員と変わっていき、最後は国際プロダクト・ビジネス担当のバイスプレジデントとして、ヤン氏と直接やりとりしていた」         --3月にベンチャー投資・育成会社に移り、日米の大企業の橋渡し役となって、仕事の意義、目的はなんですか。      「問題を解決し、周りの人を幸せにすることだろうか。 ヤフーが買収したネット広告のオーバーチュアとの統合は本当に苦しい日々だった。 人材と製品をどうするか。 問題が山積みだったが、そういう時は関係する全ての人が幸せになる為に、問題を解決する為にどうしたらいいかと考える。 山を動かすのは厳しいが、わずかでもいい。 前に進むことだ」      「慣性の法則で動いていてはダメ。 自分で動かないと。 昔どこかの雑誌で読んだ言葉が印象的だった。 高みを目指して山を登ると息苦しい。 平らな道は苦しくない、と。 苦しいときは高みを目指しているんだ、と思うようにしている」          奥本直子氏のこだわりは、「共通のゴールを見つけること」 という言葉を強調する。 アメリカ・ボストン大学でコミュニケーションについて学び、その後もアメリカIT大手と日本やアジアの橋渡し役として活躍しただけに、「丁寧に相手の話を聞く」 にが持ち味だ。 「どんなに複雑な状況でも共通の目標を作り、自分が動けば、人も動く」。 文化の違いを越えた長年の実績に基づくこだわりだ。        ツイートこの記事をつぶやく
      竹田城        「天空の城」 として知られる国史跡・竹田城跡(兵庫県朝来市)を2013年度に訪れた観光客が、過去最高の50万7589人に上ったと同市が明らかにしました。 前年度は23万7638人で、入場者数は2倍以上となりました。        市によると、竹田城跡の入場者は2005年度に1万2千人を記録して以来、ほぼ増加を続けている。 2006年には 「日本100名城」 に選ばれたことで注目され、近年はは映画のロケ地になったことや、雲海に包まれる姿がメディアで取り上げられ、爆発的な人気となっている。       googleの “さがそう。「冬のお出かけ」関西編”で 「日本のマチュピチュ」 って検索されて映像が流れるCMが最近ではお茶の間に流れていました。        ここ竹田城跡行ってみたい!!                                ツイートこの記事をつぶやく
                       kuizau        二字熟語を作る問題です。       口にどんな漢字を入れたら、周りを囲み漢字と、、矢印の方向に二字熟語ができるでしょうか? (日経夕刊)       こえは、易しいほうかな??                      ツイートこの記事をつぶやく
Page 2 of 904«12345»102030...Last »