「すぐにキレる」  「話を聞けない」 などの症状が知られている発達障害を解説した星野仁彦著の 『発達障害に気づかない大人たち』 が2月の刊行以来17刷 15万部と快調に売れているそうです。  

 

 

 病気の知名度が高まるにつれ、自分や周囲の人たちへの 「ひょっとして」 という思いで読まれているそうです。

 

 

 著者は、心療内科医で福島学院大学教授。 国内では数少ない発達障害の専門医として臨床経験を重ねたきたほか、著者自身が60年以上にわたってこの病気とつきあってきたいう。 その経験から、治療可能な病気として、早期発見と適切な治療の必要性を訴えている。

 

 

 注意力に欠ける 『注意欠陥・多動性障害』 や、社会性に欠ける 『広汎性発達障害』など、さまざまな症状を解説するが、著者が強調するのは合併症の危険性です。 個々の症状は 『変わり者』 ですまされることも少なくないが、病気による失敗の経験が重なったりすれば、うつ病などにもつながりかねないという。

 

 

 中心読者層は男女問わず40~50歳代。 編集部には家族の症状に悩む人からの電話も入るという。 本書を入門編とすれば、応用編として、職場で発達障害の社員のどう接するかどうかを解説する第2弾を計画しているという。

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 未来予測というと常に胡散臭さがつきまとうが、著者はゲーム理論を利用すれば未来を科学的に予測できると述べています。

 

 

 アメリカ政府の国家安全保障問題担当アドバイザーも勤める著者は、ゲーム理論を応用すれば驚くほど広範囲な事柄を操作出来るようになると主張します。

 

 

 ただ、客観的に理解しにくい判断に基づいて行動する人や、想定できないほど善意で動く人もおリ、私は 『各人の行動は当人にとって合理的な判断に基ずく』 というゲーム理論の前提は非現実的だと思っていた。 「互いの行動を、行動を作用しあう前から計算する」 という前提も、考えられる組み合わせが膨大すぎて、実際に適用するのは困難だと考えていた。

 

 

 ところが著者はマザー・テレサや自爆テロリストを例に挙げ、各人の行動はゲーム理論によって説明でき、相互に予測しあうことも分かりやすく説明する。 環境問題などもゲーム理論によって未来に好ましい影響を与えられると強調しており、人間の持ち得る理論に自身を与えてくれる。 と、MonotaRO社長 瀬戸欣哉氏が紹介しています。

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 若手のお坊さんが執筆した仏教関連本が人気になっているそうです。 主に人の生き方をテーマに、ポップスやダイエットなど身近な話題を交えながら、わかりやすく仏教の世界を紹介する内容で 『考えない練習』 が20万部を超えるベストセラーになっているそうです。

 

 

 読み手の中心は30代前後の若い層で、高名な僧侶の説法とは違った 「となりのお坊さん」 的な感覚が、時に哲学的な仏教を身近にしているようです。

 

 

ベストセラーになっている 「考えない練習」 の著者 小池龍之介氏が日経MJのインタビューに答えていましたから紹介します。

 

 

 

==読者層が広がっていますが。

 

 

 「最近、自分の心を操縦できない人が増えています。 『自己実現しなければならない』 と深く考えすぎてしまったり、空気を読んでキャラを演じてしまうような人間関係で思い悩んでしまいます。 そんな生活の中で生まれた胸のうちのモヤモヤと、その原因を知る事で心を制御したいと考える人が、20~40代の第一線で働く世代に多いようです」

 

 

==何故仏教なのでしょうか。

 

 「私が実践しているのは仏教の色のない 『仏道』 です。 仏教にすがったり、進行したりするものではありません。 例えば座禅。 経典も念仏の要らず、呼吸に意識を集中して自分の心をみつめて落ち着かせます。 読者が求めているのは、心のブレをなくして仕事に役立つ平常心を保つ方法です」

 

 

==小池さんの原点はなんですか?

 

 「読者の皆さんが悩んでいる事はかつて私自身も通った道です。 中学生のときから大学生にかけて 『自分が、自分が』 という意識が強すぎて、人間関係がぐちゃぐちゃになり苦しみました。 ネガティブな思考がいかに精神的にダメージを与えるかを教えてくれた体験が本のベースになっており、結果的に読者に響いているのかもしれません」

 

 

と答えています。

 

 

 

 体験談だから共感する部分が多いのかもしれませんね~~  この「考えない練習」是非呼んでみたい1冊です。

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 『これからの 「正義」 の話をしよう』 が大ヒットしている中、マイケル・サンデルはハーバード大学の人気教授である。  「ビジネスで一番、大切なこと」の著者ヤンミ・ムンもハーバードの教授である。 

 

 

 彼女は日本では知名度が低いが、ハーバード・ビジネススクールでは 『競争の戦略』 のマイケル・ポーターや 『イノベーションのジレンマ』 のクリステンセンと並び、絶大な人気を誇る女性経営学者である。

 

 

 本書はタイトルだけ見ると自己啓発者のようだが、れっきとしたマーケティングの本である。 これがすこぶる面白い。 いままでのマーケティングの概念を覆すようなことが次から次に飛び出してくるのだ。 例えば、相違点を可視化すると当事者たちは互いの違いを際立たせるのではなく、解消しようとするとというもの。 人というには無意識のうちに弱いところを補強するようにできているらしい。 その結果、市場にはにたようなものばかりが並んでいる。 そこから差別化をはかろうとしても、その差がわずかすぎて、消費者にはその差がほとんど伝わっていないという。

 

 

 ではどうしたらいいのか? それはこの本を読めば見えてくる。 ヒントはマーケティングには頼るな。 本書はすべてのビジネス・パーソン必読の本だ。 と日経MJ “身につく読書”のコーナーに紹介されています。

 

 

 

 この 「ビジネスで一番、大切なこと」 をちょっと読まないといけないね。

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 「チームがうまく機能していない」  「メンバーのここの能力が十分発揮されていない」 といった悩みを持つ会社や組織は多いだろう。 

 

 

 解決法として真っ先に思いつくのが会議だが、実際は会議では解決できないケースが増えているという。 例えば、ビジネスのスピードが早まっている現在、組織も常に改善していく必要があるが、こうした課題はテーマが多すぎて会議だけでは対処しきれていない。

 

 

 本書は問題解決の方法として提唱するのがビジネスキャンプです。 チームのメンバーが宿泊を伴う合宿をして、ディスカッションやレクリエーションなどを行う。 ビジネスで見せる 『公』 の顔だけではなく 『私』 の部分も解放出来るのがキャンプの大きなメリットだ。

 

 

 組織が 「なんとなくうまくいかない」 と感じている場合は、その組織 「らしさ」 をメンバーが共有できていないためであることが多い、という。 ビジネスキャンプでは、この 「らしさ」 の感覚をメンバーが共有。 チームの目標達成のために各自がどんな役割を果たせばいいか、はっきり認識させる効果が期待できます。

 

 

 準備・進行役でもあるナビゲーターがすべきこと、スケジュールの例など、ビジネスキャンプ実施の為の具体的なノウハウを丁寧に解説しています。

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 次々と顧客の心をひきつける製品を生み出し続けているアップルを率いるカリスマ スティーブ・ジョブスの経営者としての姿を描き出しているのが 「スティーブ・ジョブスの流儀」です。

 

 

 原著の発刊はまだi pad が出ておらず、i  phone の大ブレークが予感される時期であったが、読み直してみると、その後の状況は必然であったとも思える。

 

 

 ジョブスの行動派、非常識なワンマン経営者として言われかねない、部下にとって圧迫的でもあり要求は非常に厳しいものである。 それは 「世界を変えたい」 という衝動からきており、実際に世界を変えてきたことは事実である。

 

 

 ジョブスの振る舞いを真似て実行するには大変なリスクがあるが、根底にある発想や一貫性のあるポリシーは学ぶべき点が大いにある。 顧客ニーズを先取りした製品を生み出すポイントとして、顧客の声を聞かないという常識からはずれた行動も、「自分が何かをしてほしいなんて、それをみせられるまでわからないことが多いものだ」 という言葉とともに、実際によって思わず納得させられてしまう。 と、新日本監査法人常務理事 榊 正寿氏が紹介しています。

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 著者の新川義弘氏は、レストラン 『リゴレット』  『ダズル』 を運営するヒュージの社長。 接客の現場での経験豊富な著者が、雑誌連載などを加筆・修正して、サービスの質を向上させる52項目をまとめたものが 「愛される接客」 です。

 

 

 理想的な接客のあり方を考える上で参考になる1冊。

 

 

 

 まず、『サービス3原則』 について述べています。 

 

 

第1が、「リコグニション (顧客認知)」。  

 

「好みの味やサービス、お気に入りの話題を分かってくれた上で接してもらえたら、お客様は誰しも心地よく感じるものです。 リコグニションはお客様に愛される接客の大前提」 と言っています。

 

 

 

 第2は、「アンティシペイション (事前察知)」。

 

 サービスの本質は 「こうして欲しい」 と思う客の要望をいち早く察知して、言われる前にしてあげることだと指摘しています。 サービスマンには 「場を読む力」 が欠かせないという。

 

 

 

 第3は、 「オペレーション」。

 

 「お皿をきちんと持って、運んでナンボ」  「満席時でも、ガラガラの夜でも変わらずに、生ビールを1分で出すことができてナンボ」  こうした基礎が出来てこそ、上記の2つの 『原則』 が実行出来ると説きます。 

 

 

 このほか、「お客様との会話は1分以内にとどめる」  「スーパースターは要らない。 いるとかえって店は駄目になる」 といったノウハウが満載です。

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

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 ジャーナリストの池上彰氏のビジネス新書 『伝える力』 (PHP研究所)の発行部数が100万部を突破したそうです。

 

 

 同書は、ビジネスマンに必要な 『話す』 『書く』 『聞く』 の三つの能力の磨き方を、池上氏の経験をもとに紹介した書です。 2007年4月に発売され、池上氏のテレビ出演が増えた今年5月以降、部数が伸びてきていました。

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 会社のCSR(社会的責任)、コンプライアンス(法令順守)、ステークホールダー(利害関係)などなど。 本書を読めばこんな外来の言葉を使わずとも、今風の経営論を語らずとも、今から遥か昔の江戸時代には立派な経営論、組織論を語る素地が既に出来上がっていたことがわかります。 

 

 

 一言でいえば、「江戸に学べ」 といったところだろうか? 

 

 

 大丸の下村彦右衛門、松坂屋の伊藤次郎左衛門、高島屋の飯田新七などの百貨店創業者や三井、鴻池、住友などの江戸時代の大財閥の業祖や家祖の言動を素に 「江戸しぐさ」 から醸し出すビジネスの眼目を書きつづっています。

 

 

 経営論を武士道や騎士道にたとえて著することがあるが、本書に貫かえているのは商人道です。

 

 

 商人というのは、信頼、信用がよりどころだから誠実さこそが顧客を勝ち取る唯一の方法である。 決して顧客を身分や階層などで区別しないで接することです。 こうしたことを従業員に教え込むことでトップから末端までが一気通貫な組織が出来上がります。

 

 

 経営の大家、ドラッカーが言い続けることに重なることに気がつくはずです。

 

 

 古の時代にタイムスリップして、世界に通用する日本的経営論を知ることもいい。

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 日経産業新聞の私の本棚のコーナーに三谷宏治著 「ハカる考動学」 が紹介されていました。

 

 

 この本は、ハカる(測る、量る、計る) ことが主題である。 あらゆる物事の基本はハカることだという、当たり前であって非常に意義深い議論が繰り広げられる。

 

 

 本書では 「ヒトはハカる」 「作ってハカる」 「新しいハカり方を創る」 という3つの力を鍛えるように促す。 これらの3つの挑戦領域にたいして、私たちのみじかにある31の具体的な事例で解説してくれる。 

 

 

 ヒトをハカった例では、子ども靴メーカーが行った足幅計測の事例が紹介されている。 日本の子どもたちに増加している外反母趾の原因が、従来の認識とは逆に靴幅が広すぎて運動不足で足幅が細くなった為だとつきとめた。 これだけを聞くと地味でつまらない話かもしれないが 「このような計測の実施こそが、問題を考え、因果関係を解明するための王道だ」 と著者の主張には、心から賛同する。

 

 

 ともすると難解な理屈で終始しそうに見えるかもしれない。 しかし、ハカるというテーマをこれほど分かりやすく解説した書籍は他に類を見ないのでないだろうか。 と、ジュネックスパートナーズ会長の真木和俊氏が紹介しています。

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