hanako物語      日経MJの「身につく読書」のコーナーに “銀座Hanako物語” の書評が出ていましたから紹介します。        ハヤリものの裏に仕掛け人あり。 マガジンハウスの雑誌 「Hanako」 が時代に与えた計り知れない影響力に気づかされる。 バブル期の1988年創刊。 クリスマス時期のティファニー現象やティラミスによるスイーツブームを巻き起こした。 アウトレットや韓流、ウォーターフロントもHanakoが先駆けてきた。        「欲張りな女たちが欲張りな女たちのために作った雑誌」 は女性の消費スタイルを根底から変え、街に人を集め、経済を押し上げた。        キャッチコピー 『キャリアとケッコンだけじゃ、イヤ』 そのままに女性たちは消費を謳歌した。        創刊から5年半編集長を務めた椎根和さんが、当時のHanako編集部と女性を取り巻く空気をリアルにたどった。 今再び脚光を浴びているバブル期のきらびやかかなトレンドの変遷が手に取るように分かる。 それ以上に引き付けられるのは、流行を生み出した編集者の奇想天外さとそこに出入りする人たちの強烈な個性だ。        クリエーティブな仕事に必要な才能とは。 部下を動かすトップの言葉とは。 本書を読むと、過酷であっても社員が心から面白がって仕事をこなす企業風土が分かる。 巻末には創刊号から1994年1月までの目次一覧。 特集記事の惹句には、女性の消費意欲を掻き立てるヒントが隠れている。                      ツイートこの記事をつぶやく
                 世界史        この本は私たちが学校で習った世界史とは違う、グローバルな視点から見た世界史について書いてある。        著者はライフネット生命保険会長兼最高経営責任者の出口治明さん。 出口さんの歴史への造詣の深さに感嘆する。 こんなに素晴らしい歴史の本がかけると並大抵ではない。        歴史を勉強するとき、年号を覚えることはどうでもいい。 それより人間のやってきたことを大きな目で眺め、将来を考え、その視点を得ることが大事だ。 出口さんはこう説く。 「学生時代にこの本に出会っていたら・・・・・」。 そんな思いを抱かずにいられない。        世界史はギリシャ、ローマから始まるものと思っている人も多いだろうが、これは西洋史観のものだ。 それ以前は 「世界史=主にアジアの歴史」 だった。 中国やモンゴル、インドが世界を席巻していた。 もちろん世界史を語る上で、ローマ帝国の存在を忘れてはならない。 ローマ帝国からヨーロッパの成り立ちまで、全てキリスト教という縦糸でつながっている。         こうした視点で歴史を見ると、世界が全く別のものに見えてくる。 日本では常識となっている話では世界では別のもに見えてくる。 さまざまな視点で物事見るべきだという事を学べる。 (日経MJ)                      ツイートこの記事をつぶやく
                           1月も半ばを過ぎ、いつもの日常が戻りつつある今こそ、引越しへ向けて物件探しを開始するベストなタイミングだそうだ。 就職・入学シーズンの1月から3月は、賃貸物件の入れ替えが激しく動くためである。 ならば、桜が咲く暖かい季節に、快適な新居で暮らせるように、“良質な賃貸を上手に探せる極意” を紹介しよう。    「みなさんは、最近、敷金ゼロ円、礼金ゼロ円という宣伝文句を見かけませんか?」 と問いかけるのは、長谷川高著 『家を借りたくなったら』 (WAVE出版)。 著者も以前は部屋探しに苦労したり理不尽な目に遭いながらも、現在は不動産のコンサルタントとして活躍している。 「ただ単純に、部屋が埋まらないのです」 とあるように、少子高齢化で若年層が減り、単身者向けの物件があまっている今こそ、良い物件をじっくりと見つけることができるのだ。      まず、物件探しは 「インターネットほど役に立つものはありません」 とのこと。 賃貸サイトで検索し、現状を把握しておこう。 「掲載されている情報は、星の数ほどある部屋のごくごく一部」 であり、図面に書かれている東西南北や広さが実際とは異なるケースもあるとか。 あくまでも内見までの、参考程度に。      物件の目星をつけたら、次は不動産屋さん選び。 著者は、複数の不動産屋さんとお付き合いすることを薦めている。 1軒目がダメでも、2軒目が優秀で、良い物件を教えてくれるかもしれないから。 注意したいポイントは 「借り手にとって有益な情報をていねいに提供してくれる不動産屋さんと、大家さんにとって有益である不動産屋さん」 の2種類が存在するということ。 あまりお付き合いしたくない、後者の見分け方とは…。    ・一度来たお客さまを絶対に逃さない    ・他の店に行かせない    ・その日のうちに契約(捺印)をせまる      こうして読むと、怖そうな人が出てきそうなイメージだが、実際にはカジュアルな雰囲気の大手チェーンにも見受けられるそう。 土地勘がなく、情報の少ない若者の客が、巧みな話術にかかると、簡単に契約してしまうことも。そうならないために、以下の対策を心得ておきたい。      1) 「実は、他にも希望者がいるんですよね」 と言われたら    同じエリアで最低10件は内見をすませており、本当に良い物件だと思ったら申し込んでもよいかも。 でも、まだ4~5件しか内見をしていないなら、ほかにも良い物件は必ず見つかる。      2) 「この部屋、おすすめですよ」と言われたら    あいまいな表現であり、自分にとっての「おすすめポイント」かどうかは不明。したがって、反応する必要ナシ。      3) 「引越しはいつまでに?」と入居希望日を聞かれたら    客のあせり具合を探っているので「良い物件があれば引っ越しますけど、なければ更新します」と返答を。ただし、冷やかしだと思われないよう、態度は真剣に。      4) 「どこへ行っても同じだよ」と言われたら    やる気がないか、扱っている物件数が少ない可能性も。 強引な不動産屋さんにも多いセリフなので、気にせず他の不動産屋さんへ移動を。      地元に昔から根付いている不動産屋さんの場合は、大家さんから信頼を得ている老舗だからこそ、掘り出し物が見つかる可能性も。 ただし、店頭の張り紙には 「本当に良い物件は貼り出さない」 のだとか。 ここはひとつ、どことなく重い扉を開き、愛想のよくないご主人が出迎えても、快適な新居のためにがんばりたい。      いよいよ内見をするときには、本書に記されている“目からウロコなチェックポイント”を忘れないように。      1) コンセントの位置の確認    実は、家具を置ける位置を左右する、意外な重要ポイント。電話線やテレビのアンテナ線の位置も、自分の生活スタイルに合うかどうか確認を。      2) ゴミ捨て場の確認    「ゴミの出し方ひとつで、住人の意識を見ることができます」 と著者。 共同生活において、住人のモラルは重要である。      3) 臭いの確認    部屋に入った瞬間が勝負で、長居しているうちにわからなくなってしまうので要注意。 排水管や、押入れのカビから発生する臭いを感じ取りたい。      以上のような細やかなチェックを経てこそ、快適な物件と巡り会えるのだ。 物件との出会いは、恋愛と似ているかも。 どうせダメだなんて言わず、出会いの季節の春に向けて新居を探し、意中の恋人を誘えるような、ステキな部屋を手に入れてみてはいかが?(ddnavi.com)                           ツイートこの記事をつぶやく
                 日本人が使いすぎる        「ありがとう」 を英語でいうと? じゃあ、「ごめんなさい」は? 「どういたしまして」は? そりゃ当然、「Thank you very much.」に「I‘m sorry.」、「You‘re welcome.」でしょ!
 
     確かに、中学校でそう習った覚えがある。 しかし、英語のテストでマルがついていた表現を使うと、ネイティブに意図が伝わらないどころか、彼らを不愉快にさせてしまうことすらあるとご存じだろうか?        …というのは、デイビッド・セイン 『日本人が「使いすぎる」英語』 (PHP研究所)の受け売りだが、我ら日本人の知りすぎているフレーズが、まさかのNGワードになりうるとは衝撃! 本書では、日本で英語を教え続けて25年の著者が、200にも及ぶ “定番フレーズ” がネイティブにどのように受け取られるか、どう言い換えればいいかを解説している。 具体例を見てみよう。        ●Thank you very much.    繰り返し過ぎると 「ホントかよ?」 と思われる。が、「Thank you so much.」 と 「very」 を 「so」 に変えるだけで、なんとなく気持ちがこもっているイメージになるとか。 「誠にありがとうございます」 より 「ホントにありがとう~」 って感じでしょうか。        ●Sorry!    「Sorry.」 は、親しい相手に 「おっと、ごめん」 ぐらいのニュアンスで使うのだそう。 迷惑をかけるなどしてお詫びをする場合は、「terribly」 をつけて 「I‘m terribly sorry.」 と言うと気持ちが伝わる。 「Thank you」 のように、「I‘m so sorry.」 とするのもよいという。        ●You’re welcome.    これがスッと出てきたら、けっこう胸を張りたいものだが、残念ながら 「当たり前のことです」 という素っ気ない雰囲気になるらしい。 「My pleasure.」(よろこんで)、「Sure, no problem.」 (なんてことないです)への言いかえがオススメ。        ●No, thank you.    「ありがとう、でも大丈夫」と伝えているつもりが、「けっこうだ!」と冷たくあしらっている風に聞こえることも。 「Thanks, but no thanks.」 とすると丁寧かつフレンドリーに、「Thanks, but I’ll pass this time.」 とすると 「ありがとう、でも今回はやめておきます」 とソフトに断る表現になる。        ●Don’t mind.    日本語でいう 「ドンマ~イ」 的な使い方ではなく、「かまわないけど?」 とも受け取られがちな表現。 「気にしないで」 と言いたいときは、「It’s no biggie.」 や 「Don’t sweat it.」 を。 ついでに付け加えると、そもそも 「ドンマイ」 は和製英語なんだとか。        ●That’s enough.    レストランで 「デザートは?」 と聞かれた場合などに使いがちな定番ワード。 「もう十分ですよ~」 …とは伝わっておらず、「もうたくさんだ!」 とうんざりしているようにも取られかねない。 「I’m all right, thanks.」 と言い換えると、自分が満ち足りている状態を表すことができる。        ●What’s wrong?    「どうしたの?」 「どうかしたんですか?」 と気遣っているように見えて、「何が気に入らないの?」 と聞こえてしまう地雷表現。 「Is everything okay?」 とするとよい。 相手が深刻そうに悩んでいるムードであれば、「Would you like to talk about something?」 と言うのがベストだそう。        などなど、私たちが親しんだ表現が、「基本会話」 「海外旅行」 「日本国内」 「ビジネス」 とシーン別に並んでいる本書。 「俺の中高時代はいったい…」 などと嘆かず、次の一歩に役立ててみては? デイビッド・セインさんも 「“使いすぎる” は “使わない” よりまし」 と話しているぐらいですしね!(ddnavi.com)                            ツイートこの記事をつぶやく
      日本史        今週12月30日付けのオリコン “本” ランキング文庫部門では、2008年に発売された後藤武士 「読むだけですっきりわかる日本史」 (2008年6月5日発売・宝島社)の累積売上が100.0万部と100万部を突破。         オリコンが2008年4月に “本” ランキングを開始して以降、同部門20作目の100万部突破作となった。        同作は、教育評論家である著者ならではの 「読みやすい、語りかけ口調の文章」 と 「わかりやすい内容」 が人気を博しロングセラーとなっている 「読むだけですっきりわかる」 シリーズの1作。         旧石器時代から近代史、現代史まで、日本の歴史を完全網羅し、その流れをわかりやすく解説しているうえ、教科書では取り上げられない意外なエピソードも紹介。      通常は男性がメイン読者という歴史本にあって、わかりやすさと可愛い表紙により、女性読者が6割を占めるという異色の作品でもある。(narinari.com)                        ツイートこの記事をつぶやく
       10月の人事異動があったり、季節の変わり目で体調も不安定だったりして、心が疲れちゃっている人も多いのでは?           そこでいろいろ調べたところ、良い本を見つけました。 伊庭正康さんの 『いい人をやめる本』 です 。 この本の中から特に役に立つと思った内容を5つ紹介します。        1.「いい人」になろうとするのをやめること    人間関係で疲れてしまうときに多いのは、「ダメな人だと思われたくない」 「仕事ができる人だと思われたい」 「優しい人だと思われたい」 と、いい人ぶって背伸びをしてしまっているからかも。      でも著者の伊庭さんは 「いいヤツは、どうでもいいヤツ。 『都合の良いヤツ』 と思われてしまう可能性が高いからやめたほうがいい」 と提案しています。 それよりは、「やりたいこと」 「思うこと」 「譲れないポリシーに関すること」 をやって本来の自分を出していった方が良いのだと言います。 確かにそうかもね。 守りに入らず、やりたいことに本気で向かったほうがいいのかもしれません。        2.嫌われてもすぐに挽回できる。気にしないこと      「今まで引き受けていたことを急に断ったりしたら嫌われるのでは? 嫌われることが、またストレスになるのでは?」 と思う人もいるかもしれません。 しかし、それについても伊庭さんは「嫌われても気にしないこと。 すぐに挽回できるから」と言います。      その、嫌われてもすぐに挽回する方法とは、「元気に挨拶すること」。 人間関係のトラブルがあっても、とにかく元気に挨拶すれば確実に挽回できると伊庭さんは言うのです。 確かに、ちょっときまずくなってしまった相手でも、相手が元気に挨拶をしてくれれば、こちらからも歩み寄りやすくなります。 簡単だけど効きそう。すでに人間関係で悩んでいる人は、今すぐ試してみて損はないかも。        3.賞味期限を延ばすために、ボチボチやること      自分の実力以上によく見られようと無理な努力をすると、どうしても疲れてしまいます。 でもそれに対して著者の伊庭さんは 「自然体じゃないものは、生きながらえない」 と主張。 屋久杉の成長速度は遅いけれど、年輪の密度が高いので頑丈になることを説明して、人と比べず、自分らしく自分のペースでやることを薦めています。      確かに仕事で考えても、100満点の仕事をした後でぐったりして休んでしまうよりも、60点の仕事をコンスタントにボチボチやり続ける方がありがたがってもらえるかも。ボチボチ、大切ですね。        4.落ち込まないために未来の対処法をつぶやくこと      人間関係にストレスを抱える原因として、「自分が失敗をして人に迷惑をかける」 ということもあります。 それに対して伊庭さんは、「ストレスに対する免疫力がある、落ち込みにくい人には、ある特徴がある」 と言います。        それは、「切り替え力」 が高いこと。 気持ちの向いている方向を 「過去」 と 「今」 から、「未来」 へとうつすのが上手なのです。 そして、切り替え力を高めるために有効なのが 「未来の対処法つぶやく」 ということです。        「 『バカヤロー』 と上司に怒られて 『あ~、もうこの部署にはいられない』 と思う人は落ち込みやすく、『しまった、次は意識しよう』 と未来の対処法をつぶやく人は落ち込みにくい。」 と伊庭さんは書いています。        5.「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる」 と考えること      もし、どうしても人間関係で疲れて元気ハツラツになれないときの方法もこの本には書いてあります。        「幸福というものの中には、人が考えるよりも意思の力が働いている。 (中略)幸福だから笑うのではない。 笑うから幸福なのだ」 アラン『幸福論』より        伊庭さんはこのアランの言葉をひいて、なんとなく元気が出なくても、元気があるように振る舞えば元気が出てくると言います。 これ、ちょっとわかるかも。 やる気がなくても元気な声で 「よし! やろう!」 って言っちゃうと脳みそがだまされちゃうんですね。        いかがでしょうか。 まずはいい人を目指すのはやめてボチボチ頑張り、大きな声で挨拶をして元気に振るまい、失敗しても 「次の時は○○しよう!」 とつぶやく。 人間関係で疲れたら、試してみてください。                      ツイートこの記事をつぶやく
      絶景        世界中の絶景写真だけを集めた Facebookページが 「57万いいね!」 を達成。 そこから厳選した絶景写真だけを書籍化した 『死ぬまでに行きたい! 世界の絶景』 (三才ブックス)が、Amazon総合ランキングで1位を達成! ネット業界、旅行業界、出版業界から大きな注目を集めている。          ・気がつくと「57万いいね!」を達成      絶景写真の収集をFacebookでしているのは詩歩さん。 彼女は世界中の 「行ってみたい」 と感じた絶景写真をFacebookで収集。 すると、どんどん読者や 「いいね!」 が増えていき、気がつくと 「57万いいね!」 を達成していた。 単に絶景写真を集めたサイトや書籍とは思わないでほしい。なぜなら……。          ・ 風景が織りなす得も言われぬ感動      単にキレイ、単にスゴイ、単に珍しい風景ではないのだ。 彼女が選ぶ絶景写真は、どれも 「風景が織りなす得も言われぬ感動」 が、心の中になだれ込んでくるのである。 その場にいないのに、写真を見ているだけで息をのむほどの絶景。 なるほど、確かに死ぬまでには行っておきたい絶景ばかりだ。          ・失われてしまった絶景も収録      ちなみに、書籍やサイトには、すでにこの地球から失われてしまった絶景もいくつか収録されている。 たとえばモルデイブのバードゥ島の浜辺。 ここは発光するプランクトンによって夜になると星空のように海が光りだす。 しかし現在、何が理由なのか不明だが、プランクトンたちが天の川のような星空を海辺に描くことはない。       死ぬまでに行きたい                            ツイートこの記事をつぶやく
                      憲法がしゃべった        7月21日に行われた第23回参議院議員選挙は、自由民主党の圧勝に終わった。 その選挙の大きな争点の一つが「日本国憲法」の改正だった。      現行の憲法は、終戦直後の1947年5月3日に施行されたもので(公布は1946年11月3日)、66年経った現在に至るまで、一度も改正されたことがない。 しかし、60年以上も時が過ぎると、当時の条文が今の時代に合わないと感じられるような部分も出てくる。      そうした背景の中で、近年、憲法改正への動きが高まっているのだ。        しかし、日本に暮らす私たちの中には――政治に無関心な人たちがいるのと同じように――国のルールである憲法について全く無関心な人たちもいる。 憲法改正が自分の生活にどのような影響を与えるのか。 今ある憲法が自分の生活にどのような恩恵をもたらしているのか。 それを想像できなければ、自分ごととして考えるのは難しいのかもしれない。      それでも、日本に暮らす私たちは、国のルールの概要は知っておくべきだろう。 私たちの 「基本的人権」 は憲法によって保障されているし、この国を動かす統治機構の仕組みも憲法に規定されているからだ。      私たちは “公共の福祉” に反しない限りは、どのような表現をしても、どのような宗教を信じても、どのような研究をしても自由だ。 そのことは、日本国憲法の中でしっかりと明示されている。        ここで覚えておいてほしいことがある。 それは、現行の日本国憲法は、国民をしばるためにあるルールではないということだ。      憲法がしばるのは、日本という国。      つまり、国民の自由を保障するために 「国の活動をしばるルール」 が、憲法なのだ。 これは立憲主義の憲法を持つ国では、当然のルールとされている。        これに対して、2012年4月に自民党が発表した憲法改正草案には、さまざまな条項案が書かれている。 改正案に対しては、憲法改正論者からも反対が出るなど、多くの考え方が示されている。 忘れてはならないのは、改正案も、最後は 「国民投票で決める」 ということだ。 「あなたが投ずる一票」 が、日本のルールを変えることになるかもしれない。 変えるべきか、変えるべきでないか。 それをあなたが投票する日が、近い将来やってくるかもしれないのだ。そのときのためにも、今から憲法の基礎は学んでおくべきといえる。 国民一人ひとりが時間をかけてじっくりと考えるべきことだからだ。        今回の参議院議員選挙で大勝した自民党が、憲法改正に向けてどう動くのか、私たち国民は見守っていかなければならない。 その上で大切なのが、今ある 「日本国憲法」 の姿とその歴史を知っておくこと。        これまで25冊の本を書いてきた弁護士の木山泰嗣さんが2011年3月に出版した 『憲法がしゃべった。』 (すばる舎/刊)は、「けんぽうくん」という謎のキャラクターが登場する異色作。 その話を聞くのが、2人の子どもだ。 権力を握ろうとするライオンの顔をしたライ男、いじめられっ子でシマウマの顔をしたシマ男だ。 夏の晴れた日の公園で、けんぽうくんがしゃべる 「憲法」 には、憲法以外の意味も隠されているようにも読める。 不思議なキャラクターが織りなす物語を読むうちに、自然と日本国憲法のことが分かる、今までになかったタイプの本。        発売当初から 「感動した」 「やさしい気持ちになれた」 「親子で読みたい」 と評判だったが、今、再び注目を集めているという。 やさしい言葉で語られており、たしかに分かりやすい。 童話のような物語を通じて、子どもでも興味を持てるはずだ。 夏休みの今、親子で一緒に読むのもいいだろう。        日本国憲法は、私たちの生活に深く根付いている。それが理解できれば、憲法改正によってどんなことが変わるのか、どんな利益があって、どんな不利益があるのか、なんとなくでも想像つくはずだ。      まずは、今ある憲法に興味を持ち、その中身を知ること。 そこから始めてみてはどうだろうか。(getnews.jp)                            ツイートこの記事をつぶやく
                        話し方        自分は普通に話しているのに、相手から不愉快な顔をされたり、突然嫌われてしまったりして、話が全く伝わらなかったという経験がある人はいるでしょうか。        特にビジネスにおいてはコミュニケーション力が重要とされていますが、ビジネスに限らず家庭でもプライベートでも変わりません。 黙っていても伝わるというような関係はそうつくれません。      『ハーバード流「話し方・聞き方」超入門』(山田美明/著、徳間書店/刊)はハーバード大学グローバル・ネゴシエーション・イニシアチブの共同設立者の一人で、アメリカで大人気のポッドキャスト番組 「Negotiation Tip of the Week」 を配信しているジョシュア・N・ワイス氏が、話し合いの場面におけるコミュニケーション術を解説している一冊です。 今回は本書の中から、相手が嫌がる話し方を3つ、ご紹介します。        ■自分の世代の価値観が一番正しいと思っている      離れた世代間で話をするときに、お互い価値観が全く違うことにたびたび驚かされることがあります。 そこから話が合って意気投合する人もいますが、多くの人はそうなりません。 それはどうしてなのでしょうか。    全てにおいて意見が違うわけではないので、価値観が違うからというのは答えになりません。 それよりも、相手の話を尊重し、そこから何かを学ぼうとする姿勢がないことが問題です。    多くの人が、相手の方が自分の世代の考えに従うべきだと思っています。 しかし、世代間の相違は 「文化の相違」 のようなもので、どちらが正しいというものではないですから、相手の意見に敬意を持って接するということが大切です。        ■男女のコミュニケーション方法の違いに気づいていない      異性とのコミュニケーションが苦手という人もいるでしょう。 男性と女性の話し合いの時の違いについては様々な研究がありますが、本書ではリンダ・バブコック氏とサラ・ラシェーバー氏が著した 『そのひとことが言えたら…』 (北大路書房/刊)からその違いが引用されています。    それによると、女性は男性よりも話し合いの中で提示された内容を受け入れやすい傾向があり、あまり期待を抱くことなく話し合いに臨むため、男性よりも謙虚なのだそうです。 また、女性は相互関係や協調性を重視する傾向があるので、相互関係にとってマイナスになる問題は避けようとします。    もちろん、これは一般論にすぎません。 しかし、男性と女性には異星人とまではいかないにせよ、明確な違いがあるとワイス氏は述べます。 本当に異性と適切なコミュニケーションができていたのか、見直してみてもいいでしょう。        ■自己主張をあまりしない      自己主張は攻撃的な態度と受け取られることがあり、度が過ぎるとあまり良い顔はされません。 しかし、本来、自分の希望が何なのかはっきりさせるために、自己主張は大事なものです。    もし、自己主張をあまりしなかったら「この人は何をしたいんだろう」と思われてしまいかねませんし、自分の希望が通ることはまずありません。    特に話し合いの場面では自己主張をしない限り、相手の要望をただ受け取るだけになってしまいます。しかし、どの人にも、希望をかなえる権利はあります。    自己主張できるかは自分の気持ち次第です。自分の希望を通すために、一歩踏み出したコミュニケーションをしてみてはいかがでしょうか。        本書では、まずよくありがちな 「話し合い」 についての4つの思い込みから抜け出し、ビジネスの交渉の場面やインターネットでの対話、子どもとのコミュニケーションなど、さまざまなシチュエーションのコミュニケーション術を説明しています。        いつはじめても遅すぎることはありませんので、本書を参考にしてコミュ力を鍛えてみてはいかがでしょうか。(getnews.jp)                      ツイートこの記事をつぶやく
                  戦略        「PR IMPAKT」 という言葉をご存じだろうか。        実はこれ、ニュースを作る際の、情報価値を高める視点をまとめたもの。 これらの視点を踏まえた情報は、99.9%が受け流されるという情報反乱の時代に、マスメディアはもちろん、一般の人々の関心をひき、結果行動へと導きやすいと井口理氏が自著 『戦略PRの本質』 の中で紹介している。        ちなみに、「IMPAKT」 の前に付いている 「PR」 の本来の意味は、単なるプロモーションを意味するのではなく、元々は 「Public Relations」 の略である。 両者は似ているようでずいぶん違うので注意。        話を戻そう。 「IMPAKT」 はそれぞれ以下のキーワードの頭文字となっている。      1)「Inverse」(インバース)=逆説、対立構造    2)「Most」(モウスト)=最上級、初、独自    3)「Public」(パブリック)=社会性、地域性    4)「Actor/Actress」(アクター/アクトレス)=役者、人情    5)「Keyword」(キーワード)=キーワード、数字    6)「Trend」(トレンド)=時流、世相、季節性        これは、井口氏が長年マスメディアと接してきた中で、マスメディアはもちろんのこと、一般の人の耳目を引く 「ニュースのエッセンス」 のようなものである。 より詳しく見たい人は、本書を手に取ってほしいが、話題となっているニュースやソーシャルメディアの投稿などを、この視点であらためて眺め直してみると、多かれ少なかれこうした要素が含まれていることに気が付くはずだ。        さらに、プロの視点でヤフトピ(ヤフートピックス)への掲載を狙う方法や、実際に井口氏が携わった実例を踏まえたPR方法が惜しげもなく披露されていて、業界関係者でなくても興味深く読めるだろう。        「カンヌで賞を獲る」 のはハードルが高いかもしれないので、まずはこうしたエッセンスを咀嚼した上で、人やメディアに届く情報を発信する……その精度を上げていくのは、メールや企画書、はたまたFacebookやTwitterなどテキストを書く場面が格段に増えた現代なら、どんな場面でも生かせるスキルに違いない。(getnews.jp)                     ツイートこの記事をつぶやく
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