2014,03,30

“銀座Hanako物語” 椎根 和 著

                 hanako物語      日経MJの「身につく読書」のコーナーに “銀座Hanako物語” の書評が出ていましたから紹介します。        ハヤリものの裏に仕掛け人あり。 マガジンハウスの雑誌 「Hanako」 が時代に与えた計り知れない影響力に気づかされる。 バブル期の1988年創刊。 クリスマス時期のティファニー現象やティラミスによるスイーツブームを巻き起こした。 アウトレットや韓流、ウォーターフロントもHanakoが先駆けてきた。        「欲張りな女たちが欲張りな女たちのために作った雑誌」 は女性の消費スタイルを根底から変え、街に人を集め、経済を押し上げた。        キャッチコピー 『キャリアとケッコンだけじゃ、イヤ』 そのままに女性たちは消費を謳歌した。        創刊から5年半編集長を務めた椎根和さんが、当時のHanako編集部と女性を取り巻く空気をリアルにたどった。 今再び脚光を浴びているバブル期のきらびやかかなトレンドの変遷が手に取るように分かる。 それ以上に引き付けられるのは、流行を生み出した編集者の奇想天外さとそこに出入りする人たちの強烈な個性だ。        クリエーティブな仕事に必要な才能とは。 部下を動かすトップの言葉とは。 本書を読むと、過酷であっても社員が心から面白がって仕事をこなす企業風土が分かる。 巻末には創刊号から1994年1月までの目次一覧。 特集記事の惹句には、女性の消費意欲を掻き立てるヒントが隠れている。                      ツイートこの記事をつぶやく