テーラーメイドゴルフは一般公募したアイデアをもとにゴルフ用品を開発する。 ゴルファーの減少に歯止めをかけ、国内ゴルフ市場の活性化につなげる狙い。 このビジネスもモデルを日本で確立した後、アジアへ本格進出する際のブランド作りにも役立てる狙いだ。        アメリカ・テーラーメイド・アディダスゴルフが全米プロゴルフ協会などと立ち上げたゴルフ市場の活性化手法 『ハックゴルフ』 を使う。 オンライン上で募った消費者からアイデアをエランド、ゴルフ関連商品の開発に生かす。        ハックゴルフは1月から全米でスタートし、既に約4000のアイデアが集まった。 第1弾としてカップの直径が約30センチのホールでゴルフをする 「ワケットボール」 と呼ぶ競技に使用するドライバーを商品化した。 3月中にもアメリカで発売する。 全米15~20コースのゴルフ場と組んでワケットボールを広める。 ゴルフクラブやボールが一般のゴルフ競技に比べ大きいため、子供連れや初心者でも楽しめると言う。        一般ゴルフボールやクラブのサイズを大きくした商品を出す。 ゴルフ競技では普通10本以上のクラブを使うが、4~5本でプレイできるようにする。 日本での発売時期は未定だが、日本向け専用商品として企画も進める。         GfKジャパンによると2013年の区内ゴルフ用品市場は2012年比4%増の1269億円。 ただここ数年はほぼ横ばい。 市場拡大には既存ゴルファーの買い替え需要の喚起も必要だ。         ゴルフ情報誌 「GEW」 を発行するゴフル用品会によると現在、アジアで2番目に大きい韓国市場規模でも日本の半分程度。 メーカーの開拓余地は大きい。(日経MJ)          ツイートこの記事をつぶやく
              運賃        国土交通省は、4月の消費税に伴う鉄道・バス事業者256社の運賃引き上げ申請を認可した。 上げ幅は原則2.86%。 首都圏を中心とする49事業者は、電子マネーに限って1円刻みの運賃設定を導入。 現金運賃は従来どおり10円単位で転化する 『二重運賃』 となる。 普通運賃と定期運賃の上げ幅に差をつける事業者によって対応が分かれた。        認可を受けたのは、全国の鉄道60社、バス196社。 太田昭宏国交相は記者会見で 「事業者に(利用者への)周知や丁寧な説明に万全を期すように求めていく」 と述べた。        電子マネーの1円刻みの運賃を導入するのは、鉄道が東日本旅客鉄道(JR東日本)や東京急行電鉄、東京メトロなど22事業者、バスは国際航業グループや京浜急行バス、小田急バスなど27事業者。 ほぼ全てが首都圏の事業者だった。 首都圏のICカードの利用割合は鉄道、バスともに約8割と関西圏(約4割)などより高く、利用者間の不公平感が出にくい為だ。         例えばJR東日本では、東京―上野間の運賃が現行の150円から電子マネーでは154円、現金払いは160円になる。 都営バスは区内均一200円の運賃が電子マネーは206円、現金払いは210円になる。         引き上げ率は、同じ会社でも普通運賃と定期運賃で異なる。 例えば京阪電気鉄道なら普通運賃は3.062%、定期運賃は2.423%で、会社全体の平均では2.857%になる。 バス事業者の中には定期運賃を据え置く例もある。         増税に伴う運賃改定の実施期間は原則4月からだが、準備に応じて一部でバラつきも生じる。 函館バスは5月、都営地下鉄などは6月、名古屋市営の鉄道やバスは9月からになる。         4月1日からの消費増税では産業界で販売価格の改定が相次いでいる。 交通運賃では、東京都内の大手タクシーの初乗り運賃が710円から730円に上がることが決まっている。 小売業でも増税後の販売価格の見直しが進み、17年ぶりの消費増税に伴う準備作業はピークに入りつつある。(日経夕刊)                      ツイートこの記事をつぶやく