2013,11,21

「生産打ち切り」説も…iPhone 5cの「誤算」 ショップ店員もおすすめは「5sか5」

                   アイフォン5C                iPhone 5cの生産縮小を伝える台湾メディア         売り上げ不振がささやかれてきたiPhone 5cに、とうとう 「生産打ち切り」 説が浮上した。          豊富なカラーバリエーションと比較的手ごろな値段を看板に鳴り物入りで登場して、わずか2か月しか経っていない。 アップルの 「二刀流」 作戦は空振りに終わったのか?        フォックスコン(鴻海)、鄭州工場でのiPhone 5c生産を終了か――2013年11月18日、台湾メディア・DigiTimesが伝えた「業界筋」からの情報だ。          iPhone 5cは現在、台湾に本拠を置くフォックスコンと、やはり台湾メーカーのペガトロンによって生産されている。 上記の鄭州工場は、フォックスコンの主力生産拠点であり、事実であれば 「5c」 の生産戦略が大きく転換されたことになる。          もっともDigiTimesの記事には時に 「スクープ」 もあるが「外れ」も多く、今回もフォックスコン側の沈黙もあり、真偽は定かではない。 ただ他の台湾メディアもこのところ、鄭州工場での5c生産終了、または縮小を相次いで報じている。          たとえば経済日報は、ある従業員の証言として、「確かに鄭州工場での5c生産は終わった。 5cの人員は5sのラインに回されたよ」 という発言を掲載する。 10月には米大手紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、5c発注が2~3割削減されたとの説を紹介した。 規模は不明にせよ、アップルが5cの生産縮小、また姉妹機 「iPhone 5s」 の生産拡大に動いている可能性は高い。        「この色は、あなたです」 (アップルのキャッチコピー)          5cは9月、これまでのiPhoneとは一線を画すカラフルなボディを看板に市場へ投入された。 ハイスペックなiPhone 5sに対する 「廉価版」 として、主に新興国での需要を想定して開発されたと見られている。          しかし5sが好調な売れ行きを記録したのに対し、5cの方は発表当初から、その評判は芳しくなかった。 「廉価版」 とはいっても5sとの価格差はせいぜい1万円程度、逆に性能のほうは前世代機 「5」 並みと、「どっちつかず」 の感が否めなかったからだ。          実際にある都内の携帯電話ショップで尋ねてみると、おすすめはハイスペックな 「5s」 か、型落ちで価格が安い 「5」 だといい、5cは 「デザインが好きな人なら」 という程度の扱いだった。 国内の各種ランキングでも、やや上昇傾向にはあるものの、5sの後塵を拝し続けている。          市場調査会社・トレンドフォースでは、2013年第4下半期(10~12月)のiPhone出荷台数を合計4600万台と予想、うち5cは1100万台と見込む。 「想定以上の好調」 という5sの約3分の1だ。 他社のスマートフォンに比べればそれでも立派なものだが、5s品薄の状況を考えれば、アップルが5cに 「見切り」 をつけることは十分ありうる。(j-cast.com)                         ツイートこの記事をつぶやく