うつ        「妊娠した体って、会社でいえば、経営理念と事業内容が突然変わったようなもの。 もう、大混乱よ」 と言っていたのは、2児の母となった同級生。 そんな妊娠中の女性の10人に1人は、軽度のうつに陥ってしまうそう。 一生のなかでも、妊娠中や産後は、うつ病がよく起こりやすい時期だといわれています。        ロンドン精神医学研究所のエドワードバーカー博士は、British Journal of Psychiatryのオンラインサイトで6979人のママを対象にした研究結果を公開しました。 そのなかで、妊娠中にうつを感じた女性の食生活と、その子供たちのIQスコアに関連性があると発表しています。        研究では、妊娠中にうつを感じた女性は、ジャンクフードの多い食生活をしがちだったそう。 研究チームは、妊娠中にうつを感じてジャンクフードばかり食べていたグループと、うつを感じていたけれどジャンクフードを避けて健康的な食生活をしていたグループに分け、その子供たちの8歳時のIQを調べました。        その結果、妊娠中にジャンクフードばかり食べていたグループの子供たちのほうがIQが低い傾向があったそうです。 バーカー博士は、妊娠中の食生活が脳を含めた神経系の発達に影響があるのではないかと指摘しています。        しかし、うつそのものが胎児の発達を妨げているわけではないんだって。 妊娠・出産に伴う女性ホルモンの大きな変化は脳がストレスに耐える抵抗力を低下させます。 その結果、ストレスを処理しきれなくなった脳が機能不全を起こし、ものごとを悪くとらえる傾向が強く出てしまいます。 厚生労働省によると、うつ病になった妊産婦は適切な治療を受けていない場合が多いようです。 周囲も 「妊娠出産や子育てが大変なのは当たり前」 と、ママの苦しみを軽視しがちな傾向にあるそう。          だからといって、周りの妊婦さんにアレコレアドバイスするのはちょっと控えて欲しいな、と言っていたのは件の同級生ママ。 「いろんな人が、よかれと思っていろんなことを言ってきて、追い詰められてしまう……」 ということなのだそう。        ナーバスになっている妊婦さんに、周りの人がああしろこうしろ、あれがいい、これはよくないって無責任に主義主張を押しつけてくる。 そっちの方がストレスになっちゃうんだって。 確かにそれって、善意の暴力よね。 3食全部ジャンクフードだったら、妊婦じゃなくても体に悪いに決まってる。 たまにジャンクフード食べたっていいじゃない! ただでさえ大変な妊婦さんは、まずは自分を大事にすることがお腹の赤ちゃんを大事にすることにつながるんじゃないかな。        サポートが必要なときでも、向こうからやってきてくれるものではないよね。 ひとりで頑張らない、自分を責めない、我慢しないことが大事なんだって。 周囲ができることは、口を出すことじゃなくて手を貸すこと、なのかな?(youpouch.com)        世界中の妊婦のみなさんが、快適に過ごせますように!        ツイートこの記事をつぶやく