2013,05,22

アストンマーチン、創立100周年記念に製作した「CC100 」をニュルで公開!

      アストンCC100        アストンマーチンは19日、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されている24時間レースの会場で、同社の創立100周年を記念して製作された 「CC100 スビードスター・コンセプト」 を初公開した。        デザインから製作まで僅か6ヶ月以下で完成させたというCC100のコンセプトは実に明快。 すなわち、100年に及ぶアストンマーティンの伝統を想起させ、なおかつブランドの未来を予感させるクルマを創ること。         彼らが  “ラディカル・スピードスター”  と呼ぶ、ルーフやウインド・スクリーンを持たないそのスタイルは、1959年にニュルブルクリンク1000kmとル・マン24時間レースで優勝したアストンマーティンの伝説的なレースカー 「DBR1」 からインスピレーションを受けたもの。 また、そこに見られるいくつかのデザイン・アイディアは、将来のロードカーに反映されるという。     CC100   CC100-1        ボディ・サイドは大胆にくり貫かれ、前後のフェンダーをつなぐサイド・バーのような小さなドアが、斜め前方に跳ね上がるように開く。 カーボンファイバーの織り目模様で囲まれたコクピットは、本物のサーキット用マシンとして相応しく仕立てられながら、アストンマーチンのロードカーに見られる工芸品のようなインテリアの素材も使われているという。 競技用ハーネスを装備したバケット・シートはスコットランドの有名な皮革ブランド、ブリッジ・オブ・ウィアーのゴージャスな革張りで、シフト・ポジションのコントロール・ボタンとスタート・キーは市販モデルでお馴染みのサファイア・ガラス製だ。 クラシックなレザーのストラップとカーボンファイバーの組み合わせに、得も言われぬ色気を感じるクルマ好きは記者だけではあるまい。       CC100-2   CC100-3        フロント・フードの下に収まるエンジンは、AM11と呼ばれるアストンマーチン最新の自然吸気6.0リッターV型12気筒。 特別製のマウントを用いることでシャシーの低い位置に搭載されているという。 ステアリング・コラムに装備されたパドルでシフトする油圧制御式自動シーケンシャル6速マニュアル・トランスミッションとの組み合わせにより、0-100km/h加速は4秒を僅かに超える程度。 最高速度は290km/hでリミッターが作動する。 全長4.5m、全幅はミラー込みで2m強というサイズのボディとインテリアは、「One-77」 のシャシーも手掛けたマルチマティック社によるカーボンファイバー製で、車両重量は1,200kgを切るという。    ニュルブルクリンク24時間レースのスタート前には、1959年に同じ場所で優勝したスターリング・モス氏がドライブするDBR1とともに、アストンマーティンのウルリッヒ・ベッツCEOがCC100のステアリングを握り北コースを1周して見せたそうだ。       CC100-4   CC100-5        このCC100は、アストンマーチンの発表では 「コンセプトカー」 ということになっているが、パドックで囁かれている噂によると、50万ポンド(約7,800万円)から100万ポンド(約1億5,600万円)の間という価格で熱心なエンスージァストに販売されることが決まっているとか。 ずいぶん幅がある気もするが、正確なところは漏れ聞こえてこないということだろう。 ちなみにCC100とDBR1のシルエットがデザインされた100周年記念グッズのiPhoneカバーなら、たったの6.66ポンド(約1,040円)で購入可能だ。(       CC100-6        動画はこちらから       Aston Martin CC100          Aston Martin イイね!!        ツイートこの記事をつぶやく