2013,03,02

野口五郎発案のスマホサービスが大反響 「実にスマートなアイデア」と驚きの声。

       1970年代に男性アイドルの 「新御三家」 としてブレイクした歌手の野口五郎さん(57)が、ライブ映像を持ち帰れるスマートフォン向けサービスを発案して話題になっている。          「私鉄沿線」 などの大ヒットで知られる野口五郎さんは、現在も地道にライブ活動をしている。 ゴロー(56)の年を迎えた2012年には、9年ぶりに新曲もリリースして、ファンらから注目を集めた。                    テイクアウトライブ      そして、今度は、ビジネスにつながるファンへのサービスを生み出した。 ライブなどの後すぐにスマホでその映像を視聴できる、その名も 「テイクアウトライブ」 だ。          サービスを手がけるソフト開発会社 「フォネックス・コミュニケーションズ」 によると、来場者にQRコードを印刷したカードなどを配り、来場者がスマホでそのコードを読み取ると、ライブ映像などがスマホ画面で楽しめる仕組みだ。 映像は、主催者がライブを撮って編集したものになる。 一度読み取ると、ほかのスマホでは読み取れなくなるが、だれかにプレゼントすることも可能だ。          東京・渋谷で12年10月14日にあった五郎さんのコンサートで、テスト配布をし、13年2月10日に本格サービスを始めた。 この日の男性4人組バンド 「TRIPLANE」 のコンサートでは、複数のカメラで撮って編集し、メンバーの汗も間近で見られるような迫力ある映像に仕上がったそうだ。          この情報が28日に一部で報じられると、ネット上では、次々に驚きの声が上がった。 記事には、はてなブックマークが300ほども付いており、そのコメントでは、「実にスマートなアイディアだ」 「さすが五郎」 と賞賛の声が出た。 「帰り道はもちろん私鉄沿線」 と、ヒット曲をもじった評もあったほどだ。          ところで、歌手の五郎さんが、なぜわざわざこんなサービスを考えたのか。            野口五郎さんが7年前に発案したきっかけについて、フォネックス・コミュニケーションズの開発責任者は、取材にこう説明する。      
「野口さんは、路上ライブをするアーティストがCDやDVDを自ら焼いて販売する姿を見て、なんとか歌や演奏に集中できないかと考えていました。それも最近は、CDプレーヤーなどを持っておらず、スマホを持ち歩いている若者たちが多い。 そこで、歌などを簡単にダウンロードできるサービスがあれば便利だと思いついたと聞いています」
         QRコードを紙などに印刷すれば、CDなどと違ってコストもかからないことになる。 こうした発想が出てくるのは、五郎さんが、作曲などでパソコンを使うことも多く、ITに通じているからのようだ。          現在は、フォネックス・コミュニケーションズが芸能プロなどと話を進めており、特にブライダル業界から好感触を得ているという。 結婚式を編集したエンディングムービーを持ち帰ったり、披露宴に来なかった人にそれを配ったりできるからだ。          ライブなどで配布した反応について、担当者は 「 『帰りの電車内で見られる』 『リアルで見た感激がよみがえった』 などとツイッターでつぶやく人が多く、非常によかったですよ」 と話す。          五郎さんは、4年前に特許を出願し、2011年11月に登録された。 成功すれば多額の特許料が入る可能性があるが、スポーツ紙報道によると、本人は前出のコンサート後に「考えたことない。 僕は歌うだけだから」と説明した。フォネックス・コミュニケーションズでは、あくまで佐藤靖の本名で特許を取っており、アーティストとしてビジネスに乗り出すわけではないとしている。(j-cast.com)                      ツイートこの記事をつぶやく