2011,07,30

NY市場、ドルが77円割れ、米債務協議こう着で売り加速。

         円77      29日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対円で77円を割り込み3月の円売り協調介入以来の安値に下落し、対スイスフランでは最安値を更新した。        米債務上限引き上げ協議が難航するなか、この日発表された米経済指標が思わしくなかったことで、米国が再びリセッション(景気後退)に陥るとの懸念が出ている。         債務上限引き上げ問題では、今夕、議会下院で野党・共和党のベイナー下院議長が提出した案が採決にかけられる予定。        シティFXのG10ストラテジスト、グレッグ・アンダーソン氏は「米財務省の支払いが不可能になった場合、ボラティリティーが高まり流動性が減少するなど、為替市場は混乱をきたす」と述べた。        ただ、米議会が債務上限引き上げで合意されたとしても、赤字削減策の規模が米国の格下げを回避するには十分でないとのシナリオは、市場はすでに織り込んでいると指摘。 「米国が格下げられた場合、リスクへのエクスポージャーを限定し、ドルショートポジションの利益を確定する動きが予想されることから、ドル相場は上昇する」と予想した。        電子取引システムEBSで、ドルは対スイスフランで0.78530スイスフランと、過去最安値を更新。その後は1.5%安の0.78860スイスフランで推移した。月初からの下落率は6.1%に達し、1カ月の下落率としては2010年12月以来最大となった。        ユーロも対スイスフランで1.12970スイスフランをつけ、最安値を更新。 その後1.2%安の1.1346スイスフランで推移した。      ユーロ/ドルは0.4%高の1.4382ドル。      ドル/円は1%安の76.94円に下落し、主要国が円売り協調介入に踏み切った3月中旬以来の安値を更新。 過去最安値の76.250円に迫った。        GFTフォレクスの為替調査部門を率いるキャシー・リエン氏は「経済成長、財政状態、金融情勢の観点から、ドルの魅力は日に日に薄れつつある」と指摘。 「回復は勢いを失い、米国は借金で首が回らなくなっている。 連邦準備理事会(FRB)は追加刺激策を検討する事態となっている」 と述べた。  (reuters.com)        いよいよ、アメリカが破綻カッ!?         ツイートこの記事をつぶやく