2011,02,26

高齢者の水頭症を手術すれば介護保険費用5年間で約4576億円削減。

     ジョンソン・エンド・ジョンソンは洛和会音羽病院正常圧水頭症センターの石川正恒所長と共同で、高齢者において発症する傾向が高い 『突発性正常圧水頭症 (iNPH)』 の診察における介護保険の削減額が、5年間で約4576億円見込むことが可能との推測をまとめました。    2004~2006年に治療を受けた60~85歳の患者100人について、手術による介護の改善によって5年間で介護保険費用がどれだけ削減可能かを試算。 100人の介護保険の利用額が支給限度額であった場合の削減額は1億4762万円としました。 この病気にかかっている可能性があるとされる患者は31万人いるとみられていることから、全体の削減可能額は約4576億円と推計しました。    ただ介護保険の認定率を16%、受給率を82%、利用率を48%として、現状に即して計算した場合は5年間の介護保険費用の削減可能額は約300億円になる。      治療は手術によって一時的に医療費はかさむむものの、術後の要介護度が見込めます。 同社は 「早期診断と治療が患者の生活の質を高めるとともに、介護者の負担軽減につながり経済的にも大きく寄与する」 とみています。      突発性正常圧水頭症に関するネット調査によると 「手術により改善しうる歩行障害や認知症を知っているか」 との質問で、「知っていた」 は16%にとどまり、59.7%が 「知らなかった」 と答えました。       ツイートこの記事をつぶやく