コーヒーの効能 その6
「増え続けるがんに対抗するコーヒーの力」のお話です。
太りすぎるとガンになる?
太りすぎると糖尿病や心筋梗塞の危険度は増すことはよく知られていますが、以外に知られていないのが肥満とがんとの関係です。 戦後、日本人の食生活は欧米化してきたといわれています。 太りすぎる人も格段に増えてきました。 そして、肥満に関連したガン、特に女性の乳がんと子宮ガンが著しい勢いで増えています。 こういったがんを予防するためには、適度な運動と適切な食事が何より大切で、よい習慣をとりいれるのは早ければ早いほど効果が上がるといわれています。
ところで欧米化といえば、コーヒーを飲むというのも欧米化によってもたらされた習慣です。 愛知県がんセンター研究所の田島和雄先生らのグループは、肥満と関連の深い乳がんと子宮体がんに焦点をあてて、コーヒーとの関連性について先日アップしましたが、厚生労働省研究班と同類の検証をしています。
子宮体がんのリスクが低下
愛知県がんセンター研究所では、1990年から全新来患者にたいして、コーヒー、常用習慣について調査しています。 2000年の時点で調査対象者は7万人をこえており、数々の有意義なデータが得られています。
ます、肥満と主要臓器のがんの関連については、全部位を対象としたデータでは肥満による影響は見られませんでしたが、乳がんや子宮体がんについては、肥満傾向が強いグループで危険度が上昇している事が分かりました。
コーヒーとがんの関連性においては、厚生労働省研究班の場合と同様、とてもこの好ましい結果が得られています。 特に、肝臓がんでは、その効果がめざましく、毎日コーヒーを1~2杯飲むグリープではリスクが4割以下に低下していました。 また、肥満との関連が深い子宮体がんについても、毎日コーヒーを1~2杯飲むグループでは6割4分に、3杯以上飲むグループでは4割4分にリスクが低下していました。 乳がんについては明らかな傾向を見出す事は出来ませんでした。
食事の欧米化というと、直ぐに肥満や心臓病を想像してしまいますが、平均寿命の伸びが示すように、日本人は戦前に比べ随分丈夫になりました。 また、海外からいろいろな食べ物が入ってこなければ、コーヒーのような素晴しい飲み物と出会う事もありえませんでした。
いろいろな食材を上手に取り入れ、健康で豊かな生活を送りたいのもです。
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