番組は、「剥げません」 めっきはローテクからハイテクへ働きやすい環境に4億円、研究開発に5億円 「女性の力で未来を拓け」と、紹介があってエビナ電化工業 海老名信緒氏が登場。   エビナの最大の武器 それは、女だらけの工場。 村上龍 「めっき工場って危ない薬品を使っているから近づくなと言った感じでした。が、先進的なことをやって来て成功したね」 海老名信緒 「女性ででないと出来ない物が多いから女性が半分。後、3~4名決まると男性を上回る」 ==================== エビナ電子工業は、大田区に従業員100名が働いている。 エビナは、誰もやらない、誰も出来ない物をやっている。 ローテクをハイテクに変えてきた。 ガラス基板へのめっき、0.01ミリのカーボン繊維へのめっき。 高機能めっきで他社の追随を許さない。 その中でもギネスブックに紹介されている。人間が作った最も黒い物質「ウルトラブラック」 090827_123003右が「ウルトラブラック」 光を当てても反射しません。 海老名 「直ぐには出来なくて1年間かかりました。 これを繰り返し出来るかが工業化で、作っただけではサンプル」 1946年 エビナ電子工業は、父 平吉が創業。 メーカーから発注を受けるどこにでもある町のめっき工場だった。 当時、エビナを支えていたのが、スーパーカブのバックミラーのめっきを受注して発展した。  信緒氏は、慶応大学大学院で電気化学を学び入社。  80年代の円高不況。 この時に変革したのが信緒氏。 それは、1984年にアメリカに視察に行った時、プラスチックにめっきすれば電磁波漏れない。事を知り驚き、開発はここまで進んでいるのかと。  「アメリカに行ってプラスチックにめっきすると電磁波を抑えると、そういうことは、日本にいる人は知らない世界。 お客から “電磁波を防げるめっきはない?” と言われたのでは遅い、チャンスは先にお客に情報をこちらから提案できるのが強み」 と。 1986年に「電磁波シールドめっき」の工業化に成功。 そして、時代はノートパソコンになりいっきに業績を上げ、更に、携帯の時代となり「電磁シールドめっき」ではトップシェアを獲得。 ====================== そして、新たなターゲットに向けてスタート。 それは、アメリカのパーム社スマートフォン(パソコン機能付き)の①通信②GPS③無線のめっきを受注することになった。  それは、パーム社は、中国に発注していたがめっきが雑で汚れが目立ちトラブルが続いていたから、エビナに話が来た。 “今では、世界が頼りにするめっきやさん” エビナ電子工業のモットウーは、 090827_124804 「SPEED   PLUS」 仕事のスピード、そして時代を読むスピード。 ==================== 海老名 「奈良の大仏はブロンズで出来ていてめっきしていなかったらぼろぼろになる。金めっきがつけられていた」 村上 「めっきは剥げるという悪いイメージが?」 海老名 「剥がれるようだったらとっくに消えている。生き残っていない。めっきが剥がれたら存在価値がない」 村上 「オイルショック以降めっき工場は減ったような、プラザ合意ですか?」 海老名 「輸出商品がいっきに減った。 日本以外で出来るものは無くなました」 村上 「ハイテクのきっかけは?」 (続きを読む…) ツイートこの記事をつぶやく
本日の日経新聞朝刊に 「規格外・ワケありに商機」 として記事が掲載されていましたから紹介します。 090827_094316 曲がっている、小さい、ちょっと曲げっている。 いわゆる「規格外」 「ワケあり」の商品を扱うビジネスが活況。 ニチレイは規格外野菜の加工事業を始め、セブン・アイ・ホールディングスは直営農場から調整して自社店舗で販売。 地方では規格外食材を使った産品が増え、ネット通販にも菓子や家具を格安で売るサイトが登場している。 いずれも「正規」より3割以上安い。 見た目は悪くても通常は品質に問題がなく、野菜などの値上がりも背景に人気。  野菜など傷が付いたら “ごみ” ですから勿体無いですよ。消費者は安く買える。生産者は、少しでも収入になる。  良い循環だと思います。 日本の消費者は世界一目が肥えている」という言葉には2つの意味がある。一つは、機能や味などへの要求水準が高いこと。二つには、わずかな傷も許さないなど見た目へのこだわり。 消費者は後者のこだわりを捨てつつある。それでは消費者は嫌々「傷物」に目を向けて、我慢して買っているのか。必ずしもそうではない。 衣料品や家具などの中古市場や消費者同士の好感が盛んだ。再利用でごみが減り環境にもいい。商品の傷も前の使用者のぬくもりとプラスにとらえる感性が若い人を中心に広がっている。 規格外の農産物も似ている。 ごみになるはずの物を安く使い、エコロジーと節約を両立させることに、前向きの価値をみいだしているのではないか。 不ぞろいの野菜は、むしろ手作り品を思わせるところ。 消費者のあらたな価値観に企業がようやく追いついてきた。 市場が広がれば、粗悪品や不良品が出回る可能性も高まる。 何故安いのか。 本来の価値は損なわないか。 企業の責任は重い。消費者も “厳しい目” をきちんと持つことが求められる。 消費者と企業は、しっかりとした判断基準を持たないといけません。 ツイートこの記事をつぶやく