2009,01,31

茨木のり子 『倚りかからず』

     の詩を紹介します。     『もはや できあいの思想には倚りかかりたくない もはや できあいの宗教には倚りかかりたくない もはや できあいの学問には倚りかかりたくない いかなる権威に倚りかかりたくない ながく生きて 心底学んだのはそれくらい じぶんの耳目じぶんの2本の足のみで立っていて なにか不都合のことやある 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ』    今の時代に“ズシン”と響く詩だとおもいます。  自分の頭で考え、自分の足でしっかり立ち 自分自身がどう生きていくか?    何にも頼ることなく唯一倚りかかれるのは 椅子のみ と感じられる詩です。     ツイートこの記事をつぶやく